恋物語443 ページ18
−−−赤司side−−−
キュッ
キュッ
.
.
双子「あれ?こないのw?」
黄瀬「っ………腹黒いっスね、ホント。」
.
.
相手陣地の中へ攻め込みたいが為に、俺は3ファウルの黄瀬に向かって苦し紛れのパスを出した。案の定、ディフェンスには双子の傍らがつき攻めあぐねるの繰り返し。
攻め込む為にはやはり青峰の力が必要だが、今の青峰は4ファウル。無理矢理にでも突っ込まれたら、それこそ間違いなく退場だ。
前半が終わるまであと5分。
その5分さえ長く感じる中、頭をフル回転させ自分にとって尽くせることを尽くしている。それでも…
点差は縮まらない。
どうする…
この場合、PGである俺はどういった判断を下せばいい。焦るな考えろ……視野を広くしてこそPGは力を発揮する。
最善の道を見つける為に俺は…
.
ビーーーーーーーーーッッ!!!!
.
審判「帝光!メンバーチェンジです!!!」
.
ザワッ……
「お、おい…あれって……」
「マジかよ………この場面でか!?」
「くるか!!?帝光!!!」
.
.
.
.
.
.
.
.
.
?「お前は1人で全部背負い込もうとするのが欠点だな、赤司。PGが険しい顔してどーするよ。」
赤司「えっ…」
?「たくっ……4ファウルだなんて情けねぇな青峰!1発ぶん殴ってやろうか?ぁあ?」
青峰「!」
?「テメェも何3ファウルなんて取ってんだよ黄瀬!集中力が足りてねぇよ!」
黄瀬「え!?あっ…す、すません!!」
?「それもそうだけど…緑間ももっと積極的に打てたんじゃないのかな?」
緑間「っ…」
?「紫原は!リバウンド終わったらすぐボール追うことだな!!オフェンスも忘れちゃいかんぞ☆」
紫原「…」プイッ
?「うおいww!!」
.
.
赤司「………何故…」
.
.
.
先輩方がそこにいるんですか…
.
.
.
貴「……"俺たち"に任せろ。」
赤司「っ…」
546人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちぃ(プロフ) - きたー!!白咲クン達3年のラン&ガン!!キセキの世代が活躍してて当然だけどモヤモヤしながら読んでいて、やっと出て来て涙と共にカッコよすぎて鳥肌立ちました!! 読む度に惚れてしまう…白咲クン大好きッス( ´艸`)実際に居たらなーww← (2017年5月3日 18時) (レス) id: ec58b6055b (このIDを非表示/違反報告)
REDARM2(プロフ) - 最終章ですか...。出来たらその後のお話も見たいなぁ、って我儘ですかね?(苦笑) 更新お疲れ様です!!!いつも楽しく見させて貰ってます! (2016年10月7日 23時) (レス) id: 44a8fac9f8 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!1人1人に返信ができず申し訳ありません。コメントからいつも元気もらってます。ラスト彼らの行く末を見届けてくれたらと思います!これからもよろしくです(*^^*)!! (2016年10月7日 22時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ニサナ - 最終章…一年って早いですね。 白咲ちゃんと虹村先輩の物語好きです これからどうなっていくのか楽しみです。頑張ってください。 (2016年10月7日 18時) (レス) id: bb6d832eb8 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 最終章・・・早い、もっと見たい。この物語すっごい好きだから。最後まで頑張ってください! (2016年10月7日 17時) (レス) id: dfd94ab019 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だお | 作成日時:2016年9月3日 20時