虹村と幼なじみの恋物語【最強女主】Part9

恋物語438 ページ13

−−−虹村side−−−









審判「これより決勝トーナメントファイナル！帝光中学校対鎌田西中学校の試合を始めます！」



黄瀬(！……何だこいつら………双子？)









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赤司「これが最後だ。勝てば優勝…そして2連覇となる。何か言うことはあるか？」


緑間「一本でも多く3Pを決める。それだけなのだよ。」


青峰「別に……なんもねーよ。」


紫原「んー…早く終わらせてお菓子食べたい。」


黄瀬「なんか皆バラバラじゃないっスか！？」


赤司「ﾌｯ……構わないさ。バラバラの個性が噛み合ってこそのチームだ。共有すべきなのはただ1つだ。そしてそれは全員できているはずだ。」


緑間「…」


青峰「…」


紫原「…」


黄瀬「…」


赤司「………………勝つぞ！！！！」






「「オオオッ！！！！」」









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虹村「…」









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監督『青峰には何もしなくていい。』


黄瀬『えっ…』


監督『今まで通りにしていればいい。今励ましや慰めは逆効果だ。必要ならば私が話そう。黒子についても同様だ………わかったな？』









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監督はああ言っていたが…どうなんだ実際。









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ガガンッッッッ！！！！









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「横っ飛びでぶん投げて何故入る！！？」


「めちゃくちゃなのに…」


「誰にも止められない！！！」









ワアアアアアアアアアア！！！！！









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相変わらず危なっかしいプレイなのに…



キレは増す一方だ。ワケ分かんねーぜ。









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佐藤「なあ虹村。」


虹村「あ？」


佐藤「さっきから気になってたんだけどよー、相手選手のあの2人ってもしかして双子？」


虹村「双子？………あー…確かに似てんな。」


関口「つってもあんな顔見た事ねー。」


久保田「今年からレギュラーになった2年らしいけど、この中学自体それ程強くなかったはず。」


貴「……………何か引っかかるな。」


虹村「…」

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