青城マネは大地さんの彼女でした〈4校合同合宿編〉

１７. 一年部屋 ページ17

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その頃の1年部屋



日「おりゃああああ！！」

リ「やったな！この！」

影「いってぇんだよボケエエ！！」

犬「負けねえ！！！」


元気に枕投げの真っ最中
せっかくひいた布団の上で大暴れする4人。

ぐちゃぐちゃになった布団。


そして

イライラと迷惑そうにしてるのは


1年無気力二人組。


月「(…うるさ。)」

国「(…ガキかよあいつら)」


いつもはあまり顔に出ない2人も今はあからさまにイラついている。


そんな2人の隣で

おろおろしてるのは山口と金田一


山「ちょっと静かにしてよ！ツッキーが休めないd「おらーー！」「うりゃー！」…。」

金「なんであいつらあんな元気なわけ。(…影山と同じ部屋とか勘弁してくれ)」


山口と金田一が頭を抱えていると、

スクッと無言で月島が立ち上がった


山口「ツ、ツッキー？」



.




月「ねえ、僕もう寝るからそこどいてくれない？」



月島は暴れてる4人の前に立ち笑顔でそう言った。



日「まだ寝る時間じゃないだろ！」

リ「そうだまだ消灯時間まで少し時間あるし！」


そんな文句を聞いてもなお笑顔の月島。山口はああこれはマジだ、と思った。


月「僕、明日早く起きて誰よりも先に自主練したいんだよね。君たちよりたくさんバレーしちゃうから。

だから早くどいてくれる？」


「「「「！？」」」」

山「ツ、ツッキー！？」


いつもの月島からは考えられない言葉にびっくりする一同

そんな中1人手をあげるものが。


国「あ、俺も」

金「国見！？」


国「明日1番に練習始めてお前らより上手くなっちゃおっと。ま、お前らはゆっくり寝てれば？」

金「お前何言ってんだ！？」


国見の言葉にさらにびっくりする一同

すると4人はすごいはやさで布団を引きなおし潜り込む。


日「俺が1番に起きる！そんでたくさん練習する！」

影「俺が最初に決まってんだろ日向ボゲェ！！」

リ「俺が最初にうまくなる！！！」

犬「負けねえぞおお！！！」


少しの間言い争っていたが、やはり疲れがたまっていたのか少しして寝息だけが聞こえてきた。


山「はっや、」

金「どんだけバレー馬鹿なんだよ…。」


その光景に呆れる2人


月「ハァ、やっと静かになった。」

国「…いちいち疲れる」


月島はヘッドホンを付け直し、国見は塩キャラメルを食べ始めた。



.



金「…そうだよな。お前らが早起きして自主練とかありえないよな」

山「さすがツッキー！！」

月「山口うるさい」





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