転生したら最初、推し達が学生だった (ページ7)

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代表挨拶なんて聞いてないページ7

まあ、無法地帯と言っても

入学式はあるもの

「校歌」

あれ、校歌斉唱じゃなかったかね？

人間丸々我らの食い物～♪

『～♪』

ヤバいよね、いつ聴いても

「新入生代表挨拶」

あれー、理事長挨拶どこいった？

「新入生代表、リノセント・Aさん、登壇してください」

あれ～

仕方なく上がる

『…』

初耳ッ！！！

代表挨拶なんて聞いてない

あ、そうだ

禁忌呪文唱えよ☆

確か…

『あべるはぅけ』

「！！！」

周囲は固まる

『～。』

合ってろ…私の記憶

『まほらば…』

えぇーと

入間「つれざざ…」

はっ！

『つれざざ』

し……ん

が？

ﾜｯ！

「ヤベー！！！」

「最高！！！」

無法地帯だからこそ言われる最高

先生達は呆れてるね

そして、私は

戦士(命知らず)となった

入学式は無事に終わった

リリ「妹様！？大丈夫ですか！？」

『大丈夫』

リリ「何故、禁忌呪文を…」

『あぁ言う連中にとって禁忌呪文は面白いけど唱えない呪文だから私が唱えてやろうと…』

リリ「…そうなんですか」

『…』

ホントは戦士(命知らず)になりたかっただけなんだけど…