ストーカーには気を付けよう3 ページ4
『…はーい』
開けると、さっきの不審な人が
『!』
閉めようとした時には、もう遅かった
何かの痛み
お腹に感じる痛みと分かるのには少し時間が掛かった
『…ッ』
「お前が悪いんだよ!!!」
「どれだけ、スパチャを投げても投げてもみんなと平等!!!」
「なんで……俺はあんな奴らよりお前に貢いでた!」
『…ウッ』
「のに……お前は俺にみんなと同じように返して!」
「それでもよかった…けど!!!」
「素のお前はちがったんだよ!!!」
そう……だね
「なんで……何も返さないんだよ」
なんでって…この状況で話せるわけないじゃん
まさか、推しの子みたいに感動的だと思ったの?
『…』
あぁ、瞼が重い
それに冷たい、寒い
あ、お腹の痛みも感じない
あ、あの不審な人の声も聞こえない
何も……感じ……
な…………い
ニュース
「速報です、人気配信者の藍さんが大学生の男に刺され、意識不明でしたが」
あれ…早いな…ニュースにされるの
「〇時に死亡が判明しました」
あー、ホントに死んじゃったのか
「藍さんの知り合いから、話を聞くと」
「その殺害される前に…その男が藍の家にいて追い払ったんですけど」
あ、この声は奏だ
「まだ、いたなんて……うぅ……」
奏のせいじゃ…………あれ
なんで……ニュース観れてんの?
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作者名:ふらんふらん | 作成日時:2023年5月22日 5時