いつも隣にいたあの子は…【魔入間】 (ページ8)

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早朝バビルスの門

『ふぁ……早すぎない？』

アリス「入間様が何時来ても宜しいように…」

『…』

そして、数時間後

あ、入間君来た

ペッカー

アリス「お早うございます入間様！！」

『お早う…ふぁ…アリスについてくるんじゃなかった…』

入間「おっはよう…アスモデウス君…Aさん…」

アリス「どうぞ「アズ」とお呼びください！あっお鞄お持ちします！」

入間「えっ」

「特待生(いるま)だ主席侍らせてるって本当だったんま」

「すげー」

入間「とっとりあえず立とうか！鞄は自分で持つよ！」

歩いて…

『使い魔召喚かぁ…』

もう、いるんだけど…

入間「使い魔召喚？」

アリス「はい悪魔学校(バビルス)の伝統行事です」

『召喚した使い魔の質で生徒の位階(ランク)を計る』

アリス「そしてその位階(ランク)を上げていくことが悪魔学校(バビルス)での成績に繋がるんです」

入間「へぇ」

『…』

アリス「あちらですよー」

そして、使い魔召喚の間に着き…

アリス「道をあけろ！」

『物々しいよね』

入間「はい！、きっ緊張感あるね！」

アリス「これでクラスも分かれますし」

『担当官も有名だし』

入間「担当官？」

ズカズカズﾄﾞﾝｯ

ｻﾞｯ

カルエゴ「粛に」

カルエゴ「監督官のナベリウス=カルエゴである」

あー通称、陰湿教師さんだ←うん？

カルエゴ「この行事は常に私の担当だ、なぜか？」

いや、誰も聞いてない

カルエゴ「私が常に厳粛であるからだ」

カルエゴ「貴様等が使えない”ゴミ”かはたまた多少は使える”ゴミ”かを判断する」

ゴミ…

カルエゴ「例えば」

ん？入間君のほうに…

カルエゴ「祖父の威光を借りて栄えあゆ場で下品な呪文を唱え」

本人…

カルエゴ「あまつさえその日の内に乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら」

カルエゴ「即退学処分である」

入間「ｺﾞｸﾘｯ」

処分って言っても、理事長の孫だし

できないでしょ

くるっ

カルエゴ「故に出来の悪い者は即刻退学処分とするのでそのつもりで」

「退…！？」

カンッ！！

カルエゴ「粛に」

簡単使い魔召喚講座

ん？

①羊皮紙に血で丸を描く

②魔方陣の中へ

③羊皮紙を中央のロウソクにくべる…と

④煙が形を成し使い魔に！

バシーン！！

カルエゴ「概要は以上だ」

はたき倒した…

嫌いなんだろうな…あの可愛い説明セット…