6.只者じゃない ハルカside ページ7
ハルカside
綺麗だと思った。
今日ホウエンに引っ越してきた私は、ポケモン印の配達トラックの後ろに揺られて悪くなってしまった具合も和らげようと、ポケモンがほとんど出ないためポケモンを持ってなくても入れる草原に気分転換しにきた。
だけど、どうやら先客が居たみたいで帰ろうとしたけどその姿を見た時、ちょっと見惚れてしまった。
艶のある黒くて長い髪、白い肌、ここからじゃ横顔しか見えないけど長い睫毛。
寝転び、空を見上げていて1枚の絵画みたい。
同性でも見入ってしまう美しさ。
だからうっかり声に出てしまった。
「わあ、綺麗な人」
私の声にびっくりしたのか少し肩を揺らしてその人は振り返った。どうしよう、変な子って思われたかも！恥ずかしいかも…！でもこのまま帰るのは失礼だ。
「ごめんなさい、綺麗な人だったから、つい…！私ハルカ！今日ミシロタウンに引っ越してきたんです！」
正面から見たその人は儚げで、だけど芯を持っていそうな印象だった。自己紹介を済ませた私は手を差し出した。
「私はA、トレーナーよ」そう言ってAさんはよいしょと立ち上がり手を握りかえした。
ハ「Aさんかあ！私またポケモン持ってなくて…これからオダマキ博士って人に会いに行くんですけど、一緒にどうですか？トレーナーの先輩としても人生の先輩としても色々話聞きたくて！」
この人をもっと知りたい。そう思わせる雰囲気の女の人。ポケモンバトルもきっと強いんだろうなあ。
「いいの？じゃあ一緒に行こうかな、よろしくねハルカちゃん！」
無邪気に笑ったAさんは見た目よりちょっと子供に見えた。
この人は只者じゃない、きっと凄い人に違いない。私のカンはそう言った。
いつのまにか具合は治ってて私はAさんの手を引いてミシロタウンのオダマキ博士の研究所に向かった。
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ペンギンサン(プロフ) - 只今絶賛愛読中です！面白い小説ですね！ (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 9bd14d6626 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - みくさん» みくさんコメントありがとうございます！今度書いてみます(*^^*) (2015年5月9日 14時) (レス) id: 58ac159677 (このIDを非表示/違反報告)
みく - マナさん» マナさん、お知らせを読みました。番外編を書こうか迷ってる様ですね！私としては、是非書いて欲しいです！ (2015年5月6日 23時) (レス) id: df33d45b2b (このIDを非表示/違反報告)
みく - マナさん» こんにちは！返信くれてたのね、ありがとう。あ、全然大丈夫だから 気にしないでね(^_^)ハードスケジュールで大変かもしれないけど、頑張って!!待ってまーす♪ (2015年5月5日 12時) (レス) id: 9776d46567 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - みくさん» 今晩は！GWは毎日予定が入ってて…中々ハードで更新が…(/ _ ; ) なるべく早く次更新できるように頑張りますね！ (2015年5月4日 22時) (レス) id: 58ac159677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マナ | 作成日時：2015年3月25日 21時
