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理由。 ページ7

Aside




中原さんが私を好きだなんて信じられなかった。









でも、中原さんは本気だと思わせるような顔をしていた。









おそらく、本気。









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でも、私は断った。









断る理由にした、「マフィアに好きという感情はいらない」というのもそうだが、理由はもう1つ。









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もし、中原さんと付き合って、”好き”という感情に気付いてしまったら、おそらく、私はもう人を殺せない。









マフィアにはいらない存在と化する。









いらない存在となった私を、マフィアは生かさない。









私は、両親のために、生きなければならない。









だから、私はどんなに中原さんが好きだとしても、マフィアでいる限り、付き合うことはしない。

不明。→←正論。



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作者名:ソライロ☆彡 | 作成日時:2019年4月3日 2時

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