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プレゼント。 ページ5
中原side
俺は、悲しかった。苦しかった。
けれども、これだけはやると決めていたことをしようと思い、行動に移す。
『じゃあ、A。これだけ受け取ってくれ。』
といい、紺色の小箱を手渡した。
それは、帰り際に買った、シルバーリング。
『俺が好きっていう感情を抱いてる証だ。』
『いらなかったら付けなくていい。けど、それはお前のものだ。』
「……ありがとうございます。いただくだけ、いただいておきます。」
Aはそういった。俺は、それだけで良かった。
俺のあげたものを、持っていてくれるだけでよかった。
.
これで、俺の作戦は終わりだ。
俺の恋は、儚く散った。
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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也
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作者名:ソライロ☆彡 | 作成日時:2019年4月3日 2時