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第8話。 ページ9

目が覚めた。

誰かが泣いている。
私は、声を辿り、歩み寄る。




珍しいな……
いつもは動かない足がすんなりと動く。




声を辿り、しばらく。
泣いている女の子を見つけた。





その子の顔は、涙でぐちゃぐちゃだった。
背中に手を伸ばし、さすってあげる。





その子は、10歳くらいの女の子だった。
目を凝らさずもわかるほど、はっきりしている体中の痣。
どこかで見たことがある気がする。
どこでなのかは思い出せない。
誰かに似ている気もする。








そう思っていると、女の子が口を開いた。

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設定タグ：創作 , 花吐き病 , オリジナル作品
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作者名：ソライロ☆彡 | 作成日時：2018年10月22日 5時

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