※42.日々樹side ページ44
日｢あれは･････なんですか？｣
逆｢･････うーん･････。
簡単に言うと僕の魔法かナ！
渉兄さんとねえさんにとってとっても効く｣
魔法ですか･････
すると、一気に暗くなり
舞台のセットが変わる。
確か、飲むところでは･････！？
どうしようか。
このままでは･････｢兄さん｣
小声で耳元で話始める夏目君。
｢ねえさんを唯一助ける方法。
それは渉兄さんのその気持ちをねえさんに伝える事だヨ｣
そう言って私の元をさる。
バタッ
そんな音を聞いて急いで舞台を見る。
そこにはAが倒れている。
他のみんなは、一つのシーンだから当たり前のように見ているが
夏目君の話しを聞いた私は動揺していた。
確か、
ロミオが死んだフリをしたジュリエットを抱き抱えてセリフをはく
そして涙をこぼしたら
ジュリエットが目覚めると言う流れになっていたはず･････。
Aに触れるにはそこしかない。
北｢部長･････音斗響先輩大丈夫ですか
いつもウィンクするのにしなかったので･････。｣
北斗君は少しばかり焦り始めていた。
日｢今は本番ですよ、Aは演劇科のトップです。
それに彼女を見に来ている人も多いでしょう
そんななかで彼女は真剣に打ち込んでいるのでしょう。｣
そういえば、すぐに安心した顔に変わる。
そのシーンはラスト。
そこまでAはずっと舞台の上。
あそこのシーンに少し少し近づいている。
私もお客に同様を気づかれないようにロミオを演じる。
そして･････。
｢ジュリエット･････どうして君は･････
君は･････死んでいるんだい･････｣
｢･････｣
Aを膝の上に乗せてここから泣いたら目が覚めるが
今目を閉じているAは意識が無いように重い。
｢どうして･････どうして！
僕はこんなにも君を愛しているのに。｣
自然に出てくる涙。
そして
｢｢｢きゃあぁぁああ！！！！！｣｣｣
私はAにキスをした。
これが私の貴方への思いです。
★･････☆･････
原作のロミジュリ？
無視ってことで←
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作者名：蝶々 | 作成日時：2016年11月24日 0時
