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104. ページ7

あの日を境に、

たくさんの人が私に逢いに来た。





父さんはただ静かに抱きしめてくれて、

母さんはひたすら怒られた




…これ、退院後面倒かもしれない。





けど、姉さんが色々丸め込んでくれてるっぽい


姉さんには流石に「これ以上の事は庇えない」って。




でも、

マンジロー達にもあって話をしてくれたらしい。








学校の子は元気良すぎて疲れちゃう。









そして、上手いこと時間を避けて

東卍のみんなも来た







タケミチくんとヒナちゃんは



なんか2人で号泣しててんやわんや

その様子みてマンジローが大爆笑



ケンちんに殴っといてもらおう。






隆なんか、すんごい罵ってきた。


「何危ねーことしてんだアホ!!」とか

「何勝手に死のーとしてんだボケ!!」とか





隆にしては語彙力低めだった。

…けど結局、泣きながら笑って「良かった」って






後ろの八戒くんだっけ、なんかカメラ向けてたぞ?

黒歴史にならないこと祈るね。






その後、話したことも無い子も来るから…


名前覚えがてら「よろしく」しておいた。

マンジロー…暇そうに見えるからって容赦ない









でも、そこに…









千冬くんは来なかった。









私は、私で充実した日々を過ごせたけど

疲れたっちゃ疲れた。








そして、次の日に退院が許されたその日

来たのはマンジローだけだった。









その日も午前中に…









「ガラッ」



マ「はよー、元気か?」


『ん?あ、おはよう。マンジロー!』




マンジローは入ってくると直ぐに

私の右側のベットに腰掛ける





いつもみんなが来ると、部屋パンパンだからな。






いつしかそこが定位置となった。






『今日は珍しく1人なんだね?』


マ「少しぐらいAとタイマンで話したかった」


『そっか。

…っても、看護師さんびっくりしてたでしょ?

いつもイカつい面々が来るんだもんw』




みんなが帰ったあと、

説得するの大変なんだから笑





そういうと「ゴメン」と笑いながら言ってきた。








『そういえば、明日になれば退院できるんだ…

なんか長いようで短かったな…』


マ「オレにはすんげー遅く感じたけど?」


『そう?』






そういうと、さっきまで優しく笑ってたのに

どこか無の表情になって





私に顔を近づけた。







私は彼に見入ってしまったようだ。







**

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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです!特に夢主ちゃんの設定が好きです!更新待ってます!頑張ってください!!! (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶々 | 作成日時:2021年9月25日 20時

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