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暫くして
時計の針が17時を指した
私は、朝早くから家を出てきただけあって
流石に早く帰らないとまずいなと思い
マンジローに家まで送って貰った
家の前に着くと
玄関から父が出てきて
マンジローは少し気を張った
『大丈夫。』
マ「でも…オマエ…」
父さんが私達の前に来て
私立ちに向かって「おかえり」と言ってくれた
『ただいま。父さん』
父「楽しかったか？だいぶ明るくなったね」
『うん』
私たちの会話を聞き、マンジローは
父さんをまっすぐ見て…
マ「勝手に連れ出してすみません」
そう言って頭を下げた
あのマンジローが←、
父「キミが万次郎君だね。
話は聞いてるよ、Aと仲良くしてくれてありがとう」
そして、優しい顔で「頭を上げて」そう言った
父「この子、志輝に似て自分の事に無頓着だから
キミみたいにこの子の事を大切にしてくれてる子がいるのは
父として嬉しいんだ
…ありがとう。この子の事よろしくね」
そう言って「先に入ってるよ」と家に入っていった
父さん、
何も言わなくても分かったんだ。
マ「なぁ…オマエ親父に大切にされてんだな」
『うん。私はそれに最近きづいた…馬鹿だよね』
私の守って欲しい時に
いつも黙って見ているだけの人だと思ってた
けど…
誰よりもずっと見てくれている
マ「んじゃ…またな。」
『ありがとう、』
そう言って、手を離してお別れをした
玄関から見る彼の背中に見入ってしまった
早く会いたいな…
「ガチャ」
姉「おかえり。」
『ただいま!!姉さん！』
姉「今日はキムチ鍋だよー」
『ほんと!!!やったぁ！』
姉「アンタほんとに辛いの好きだね」
『美味しいじゃん〜』
その日は、いつも通り…いや、
いつもより夜ご飯も特別美味しかったな…
母さんからも何もなかったし
何とかやり過ごせた。
その日の夜、私はエマの誕生日プレゼントを決めつつ
姉さんに次の日ついて行ってもらおうと約束をした
気に入ってくれるかな…
あ、その日からマンジローともメールが続いてます
ニヤニヤしちゃうけど
とても幸せです。
＊*
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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (
レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ！！ (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです！特に夢主ちゃんの設定が好きです！更新待ってます！頑張ってください！！！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年9月25日 20時
