緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ31)

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個性《31》ページ31

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そして相澤先生は何か思いついたような顔で言い放った。

相澤「よし。8種目トータル最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分と判断しよう」

「「はぁ！？」」

スパルタだなぁ。
全力でやらないと。

相澤「生徒の如何は俺たちの自由。ようこそ。これが雄英高校ヒーロー科だ」

なるほど。中途半端には夢は追わせないってか。

やってやろうじゃん。

まだみんなの実力がどんくらいかわかんないけど、推薦入学者の2人と個性の扱いに慣れてる勝己は間違いなく強い。

私が脳内で1人会議を開いているとお茶子ちゃんが相澤先生に向かって意見を述べていた。

麗日「最下位って！...入学初日ですよ!?いや、初日じゃなくても...理不尽すぎる！」

あぁ、確かに理不尽な気はするかも。

悶々と考えていたら相澤先生が語り出した。

相澤「自然災害...大事故...身勝手な敵達。いつどこからくるか分からない厄災。日本は理不尽にまみれている」

相澤「そういうピンチを覆していくのがヒーロー」

相澤「放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから3年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける」

相澤「"Puls ultra"さ。全力で乗り越えて来い」

全力で...。
とりあえず今は自分の最大限を知ることが最優先。
最低でも5位には入れるように頑張らなきゃ！

相澤「さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ。」

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1種目:50m走

私は出席番号の関係で勝己と走る事になった。
爆破の被害受けそうで怖いんですけど。

私はお茶子ちゃんの個性で服と靴を軽くして、自身の個性である身体能力増加を使って足と腕の筋力を増やした。

筋力増やしても見た目は変わんないんだけどね。

ロボ「よーい...START！」

爆豪「爆速！ターボ！」

はーい。案の定熱い火花がこちらのレーンに！

そんな事を思いながら私は全力で走り抜ける。

勝己は4秒13、私は4秒40でゴールした。

とりあえず同じ秒数でゴールできてよかった。

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2種目:握力

これは単純。肩から腕の筋力を増やして...思いっきり握る！

計測器を見てみると490の文字があった。

うぉ。なんだこれすごい！
中学の時は握力弱かったからなー。
470ぐらい伸びた。感動。

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3種目:走り幅跳び

走り幅跳びは足の筋肉アップして、思いっきり！

記録は524cm。