緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ32)

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個性《32》ページ32

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今は、バンバン身体能力アップ使ってるけどこれって普通に体力消費するから後少ししか使えない。

じゃないと限界が来て倒れちゃう。

適度に使わなきゃ。

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今はソフトボール投げの時間。

私の出番だ。

ここら辺でもう1回大記録を出したいので私はお茶子ちゃんの個性を使う事にした。

スタミナ切れになってきたからもうそろコピーしか使えなくなる。

私はボールを無重力状態にして空に投げた。

計測結果は無限だった。

みんな驚いてくれたからちょっと面白かった。

そして、次は出久の番。
どうやって無個性で入ったのか。
はたまた、去年のトレーニングのオールマイト似のおっさんから何か伝授したのか。

力振り絞って視力上げとこ。
いやー、この個性便利だな。
何かしら得られるかもしれない。

出久は円の中に入り思いっきり腕を振りかざして投げようとしていた。

...なんだあれ腕全体が赤くなってる。
個性を持っていないのになんで腕が赤くなるんだ？
やっぱおっさんからなんか教えてもらったのかな？

しかし、出久の投げたボールはそんなに飛んでいかず46mだった。

ん？相澤先生なんかすごい髪の毛さかだってね？

緑谷「...イレイザーヘッド！」

へぇー。知らない。
多分あれでしょ？メディア嫌いとかそこら辺だからあんまりテレビにも出ないんだ。

デクは相澤先生から説教と除籍宣告を受け縁の中でブツブツ何か言っていた。

まぁ、無個性なりに除籍されないように頑張りなよ。

じゃないと、私がカツ丼奢るってことも無くなって私の考えがあんたに話せなくなる。

するとデクはブツブツをやめて思いっきり腕を振りかざしてまた、腕全体で投げる...と思いきやボールが指から離れる瞬間指だけに力を入れてボールを飛ばしていた。

記録は705.3m。

...あれ？勝己の記録より0.1m長い？
チラッと横目で隣にいる勝己を見ると目を見開いてデクを見つめていた。

視線を勝己からデクに戻して私は考える。

デクのあれは個性の急発現か。...でも個性が出るのは4歳まで、普通じゃありえない。

個性に似た特別な何かか...。でも、そんなコミックみたいなこと、ありやしない。

今の出久自体が異例なんだ。

すると、勝己がデクに向かって急に走り出した。
しかしそれは相澤先生の捕縛武器によって防がれた。

相澤「俺はドライアイなんだ！！」

個性すごいのにもったいな。
相澤先生の弱点発見ー。