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何回日が落ちて昇ってを繰り返したのか、もう分からない。
2回目以降は頭が回らなくなった。
そんな、もう、限界なの……？
あれからずっと歩いていたけど、やっぱり何も見つけられなかった。
私ってもしかして運悪いのかなぁ。
『ﾊﾊｯ…こんなことってないよ……』
掠れた声が広い森に吸われて消えた。
もう無理だと思った。
近くにあった大きな木の下で眠らせて貰うことにした。
これが日向ぼっこってやつかぁ…暖かくて、気持ちいい。
また最期にいい体験ができた。
息が苦しい。
パパ、ママ、直ぐにそっちに行くね……。
そうして目を閉じた。
《《まだ、こっちに来ちゃダメだよA》》
そんな言葉を聞きながら意識を手放した。
_______________
うん……？
誰かに身体を揺さぶられ、抱えられた気がする。
でもまぶたは重くて開けられない。
身体も重くて自分では動かせない。
されるがままで居ると、口に何かを注がれた。
水……？
そんな現在私にとって貴重なもの、飲み込まなければ…とは思いつつ動かない喉。
上手く嚥下出来ない。
零れていく。
もったいない……。
「…ｸｿｯ、もうだめなのか……！？」
何も出来ないでいると地べたに戻された。
ああ、もうダメだと……、
「…ぐぬぬ。ぶっかけという言葉には何か引っかかるが…背に腹は…ううん…だが、仕方ない！これはノーカンだ！」
すまん！という声の後、ｺﾞｸｯと何かを飲む音。
そして、
乾ききった唇に潤った唇が重なる。
そして先程零してしまった液体が口に広がる。
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あまね(プロフ) - おい……まだかよ更新…おっそ…べっ……別にお前のくっっそ最高な小説待ってるわけじゃないんだからね！続き読みたすぎて発狂なんてしてないんだからね！！ (7月29日 1時) (
レス) @page12 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃ - めちゃくちゃ面白い…！続き楽しみにしてます(*ˊ˘ˋ*)♡頑張って下さい！ (2022年9月26日 1時) (レス) @page12 id: 909bbaf82e (このIDを非表示/違反報告)
芦毛まにに(プロフ) - めちゃ面白い……！！続き凄い気になります！ (2022年6月28日 7時) (レス) @page12 id: 7a622a57f5 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - はい！ (2022年3月29日 11時) (レス) id: 0b290d6d12 (このIDを非表示/違反報告)
ひま(プロフ) - レンさん» ありがとうございます！がんばります！ (2022年3月29日 1時) (レス) @page3 id: f1a880ac19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまぁ | 作成日時：2022年3月28日 22時
