191 玲於side ページ41
.
玲於side
もう少しで着くからって
Aちゃんから連絡が来た。
あとどのくらいで来るだろうと
ソワソワしてしまう自分。笑
明日…俺らの記念日。
でも撮影で会えないから…
0時過ぎたら祝おうと決めてる。
Aちゃんに似合いそうなリングも買った。
ピンポーンっ
玲於「来たっ!」
インターフォンが鳴って、玄関に急いだ。
玲於「おかえりなさい。笑」
「ふふっ。ただいま。」
俺の家だけど…たまにこうやって迎える。
嬉しそうにただいまって言うAちゃんは
可愛くて…
「ふふっ。苦しいよ。」
玲於「外の匂いがする。」
「ふふっ。外から来たもん。」
可愛くてAちゃんをぎゅっと抱きしめた。
Aちゃんの香水と外の匂いが、
なんとも言えない落ち着く香りになってた。
Aちゃんの手を取ってリビングへ向かった。
付き合って月日は経つけど…
日に日に好きになっていく。
「さっき涼太くんに会った。」
玲於「えっ?どこで?」
「BARで。」
玲於「あー行ったんだ。」
「うん。最近会わへんかったから、
行きつけ変えたんやと思って。」
玲於「へぇー。」
…涼太くんでも男の人の名前が出るのは、
あまりいい気はしない。
でもAちゃんなりの優しさで、
やましい事じゃないからちゃんと口にするって。
俺が不安にならないために。
「相変わらずイケメンやったわ。」
玲於「…。」
「2番目に。」
玲於「えっ?」
「1番は言うまでもなく玲於くんやから。へへっ。」
玲於「ふふっ。ありがと。」
チュッ
ほんまは順位とか付けれるレベルのところに
玲於くんは居らへんけどねって笑顔のAちゃん。
たわいもないことを話して
時間がどんどん過ぎていく。
玲於「眠たい?」
「ううん。大丈夫。」
23時50分…。
あと10分…。
Aちゃんへのサプライズで頭がいっぱい。
喜んでくれたらいいけど。
「ねぇ玲於くん。」
玲於「ん?」
ふふって微笑むAちゃん。
いつもと変わらない優しい笑顔。
1303人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆう(プロフ) - 本当に素敵なお話でキュンキュンしっぱなしでした!!完結まで楽しみます! (2018年11月18日 10時) (レス) id: df6fa3f459 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 小夜さん» 素敵だなんてありがとうございます!!泣 本当に首が長くなりすぎるくらい待たせてしまってすみません!移行したのでぜひそちらも読んでください! (2018年7月22日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - みぃさん» うぅ。号泣 ありがとうございます!!すんごい待たせてしまってすみません。完結までお付き合いください!! (2018年7月22日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます!とっても首を長くして待っていましたよ!移行後も楽しみにしています^ - ^ (2018年7月22日 23時) (レス) id: ab07136a9f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 待っていました!完結まで楽しませてもらいますね! (2018年7月22日 22時) (レス) id: 90cd691417 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Meg | 作成日時:2017年11月23日 17時