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涼太「あっ、久しぶりだね。ここで会うの。」
「確かに。涼太くん全然来ーへんかったら。」
涼太「いや、来てるよ。笑
たまたまタイミングが合わへんだけやろ。」
「避けられてる!笑」
涼太「まぁ玲於のことを
考えたらそうなるかもね。笑」
「えっ?」
涼太「ふふっ。ヤキモチ妬くからさ。笑」
「ふふっ。困ったちゃんやな。笑」
久しぶりに行きつけのBARで涼太くんに会った。
相変わらずワイングラスの似合う男やな。笑
涼太「最近どう?」
「ふふっ。ざっくりやね。笑
日々幸せな日々を過ごしてんで。」
涼太「ふーん。玲於のおかげ?笑」
「まぁ…それもある…んやろな。」
涼太「ん?」
「なぁ、涼太くんはお兄ちゃんと
コンビ解散したいとか思わへんの?」
涼太「コンビじゃねぇーし。笑」
「ふふっ。じゃあ何?」
涼太「まぁ相方…かな。」
「一緒に居って疲れへん?」
涼太「いや。言葉にはしないけど、
俺のことすごい考えてくれてるし…
龍友くん以外となんて考えたこともないわ。」
「ふーん。じゃあお兄ちゃんの隣は
落ち着くってことやな?」
涼太「んーまぁ。
色々と助けられることも多いしね。」
「手に負えへん時も多いけどな。笑」
涼太「まぁね。笑」
そりゃそうか。
オーディションで一緒に勝ち抜いた相方やもんね。
「さっ、帰ろうかな。」
涼太「えっ?もう帰るの?」
「ふふっ。可愛い子が家で待ってるから。」
涼太「あーなるほどね。
そりゃ帰ってあげないと。笑」
「うん。じゃ、またゆっくり飲もうね。」
涼太「うん。玲於によろしくね。」
「はーい。」
涼太くんに手を振ってBARを出た。
大好きな玲於くんの場所へ…向かわな…。
お兄ちゃんも涼太くんも…ブレずに前を向いてる。
…私も前を向かなきゃね。
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ゆゆう(プロフ) - 本当に素敵なお話でキュンキュンしっぱなしでした!!完結まで楽しみます! (2018年11月18日 10時) (レス) id: df6fa3f459 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 小夜さん» 素敵だなんてありがとうございます!!泣 本当に首が長くなりすぎるくらい待たせてしまってすみません!移行したのでぜひそちらも読んでください! (2018年7月22日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - みぃさん» うぅ。号泣 ありがとうございます!!すんごい待たせてしまってすみません。完結までお付き合いください!! (2018年7月22日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます!とっても首を長くして待っていましたよ!移行後も楽しみにしています^ - ^ (2018年7月22日 23時) (レス) id: ab07136a9f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 待っていました!完結まで楽しませてもらいますね! (2018年7月22日 22時) (レス) id: 90cd691417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2017年11月23日 17時