塩の壁は高い？！ −３−

113 涼太side ページ13

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涼太「そういや、相談って？」


「あっ…そう…あのね。」





今までとは打って変わって、


歯切れ悪く、言葉がつまるAちゃん。



そんな深刻な話なん？



「これね。玲於くんが持ってたみたい。」


涼太「えっ？なんで？」


「前ここで酔っ払った時に、
玲於くんの指に付けちゃったらしい…。」


涼太「ふーん。やるやん。笑」


「でも…この前家に来た時に返された。」


涼太「あー…苦笑
まぁ玲於はその指輪の意味
知らんからなぁー。苦笑」


「そうなんだよね。
でも…知っとっても
返されてるんやないやろかって考えたら…
もう…振られたわ。」


涼太「いやいや！振られないって！汗」




なんでこんなにお互いの気持ちバレバレなのに、


そうなるかなぁー？苦笑




涼太「とりあえず、玲於は
この指輪の意味を知らないんやから、
気にすることないって。」




「ん…うん…。はぁ…。
キスしといて指輪返すとか…(ﾎﾞｿｯ)」



涼太「えっ！！！！！」


「ん？」


涼太「いや……何でもない……。」


「もう返されたから、
この子、家にお留守番させるわ。」


涼太「うん。笑」



あーAちゃん、何気に酔っとるわ。笑


何やねん！お留守番って！笑



いや、それより俺にとっては


その指輪よりも玲於がAちゃんに


キスしたということの方が衝撃なんやけど。汗




マジか…。




深く考えない方がいいって結論で、


Aちゃんが奢ってくれて解散になった。




でも…玲於…やるな…笑



今度、問い詰めようか…




でもそしたら2人で飲んだことが



バレるからそっちの方がめんどくさいか…苦笑

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