塩の壁は高い？！ −３−

111 玲於side ページ11

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玲於side



Aちゃんの家でのGENE飯最高だった。


ご飯も美味しいし、楽しいし、


Aちゃんにも会えたし。



テンション上がりすぎて、飲み過ぎたっぽい。


後半の記憶何にもない。


目が覚めたら、家。焦るわぁー。まじ。




昨日はありがとってAちゃんに


連絡を入れておいた。




今日あたり、


龍友くんはいつも以上に


トレーニングするんだろうな。



俺もトレーニングしに行くかな。



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事務所のジムに行くと、やっぱり龍友くんがいた。



龍友「おー玲於も酒飲んだ反省？」


玲於「いや、まぁ。飲み過ぎたから。」


龍友「ふっ。あいつが涼太と2人で話しとったら、
独り占めしないで！って
いじけてたくらいやからな。笑」


玲於「嘘っ？覚えてない！」


龍友「はぁ？笑
涼太がそそくさと逃げたの覚えてないんか？」


玲於「マジか…すんげー迷惑…。」


龍友「いや、Aも
楽しそうやったから、ええんちゃう？」


玲於「それなら…いいんだけど。」




やばい。何も覚えてないや。


独り占めしないでなんて、言ったの？



うわぁ…ない。苦笑




トレーニングを終えてスマホを見た。


Aちゃんからの返信がない。


つーか既読にすらなってない…。




玲於「ねー龍友くん。」


龍友「ん？」


玲於「いや…何でもない。」


龍友「？」


玲於「じゃお疲れ様。」


龍友「おう。お疲れ！」




まぁ疲れて寝てる可能性あるし。


仕事かもしれないから。


返信待とう。来なかったら、


夜電話でもすればいいか。



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夜、既読にはなっているのに返信はなく…


俺はやらかしたんだと悟った。



勇気を出して電話を掛けたけど、出なかった。




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次の日の朝、


Aちゃんから、


いい曲が浮かんだので、ちょっとだけこもります！


ってLINEが来てた。



なんだ…よかった。嫌われたかと思った。

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