塩の壁は高い？！ −３−

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私の歌はどうしてもバラードが多くなるから、


いろんなジャンルを聞いて日々曲作りに励んでる。



白濱…じゃないや亜嵐さんに、


以前DJしているところ見てみたいです。って


言ったの覚えてくれてたみたいで誘ってくれた。



マネージャーさんとご飯食べて、


グダグダ話して時間を潰した。



お兄ちゃんに言ってないのに、


酒は飲まないようにってメッセージが来た。



亜嵐さん、言うたんや。


そっか。画像送る言うてたしな。


ってお酒飲まへんわ！


明日仕事やし。どんだけ過保護やねん！




でもそういう優しい兄が


結局好きなんだよなぁ…苦笑




時間になって、教えてもらったクラブへ行った。


亜嵐さんがDJをするからやろうな…


ファンの子が多い。


スタッフさんに声を掛けたら、


裏へって案内されて着いて行った。




メン「あれ？Aちゃん？」


「あっ！お疲れ様です。」


裕太「なんでおんの？」


「今日、局で亜嵐さんに誘っていただきました。」


裕太「ふーん。」


メン「玲於は？」


「えっ？苦笑」


メン「いや、Aちゃんが行くって
連絡したら飛んでくると思ったから。」


「ふふっ。私的に、玲於くんは
メンディーさんとセットのイメージですよ？笑」


メン「んー。笑」


「いつもメンディーさんの
画像が送られてきますから。笑」


メン「はぁ？笑」


「たまに裕太さんの動画も。笑」


裕太「あいつ…笑 まぁええけど。」


「いつもお兄ちゃんがお世話になってます。」


裕太「いや……うん。笑」


「ふふっ。」



否定しない辺り、


ほんまにお兄ちゃんと裕太さんは仲がいい。



たまにお兄ちゃんの家に遊びに来てるみたいやし。




メンディーさんと裕太さんと話していると、


横を通った亜嵐さん。



ブチアゲで！って笑って


ステージに上がって行った亜嵐さん。



緊張してるのに、


笑顔の亜嵐さんがかっこよかった。

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