塩の壁は高い？！ −２−

61 玲於side ページ11

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次の日、ジムに隼と行くと


龍友くんが先にトレーニングしてた。



龍友「おーお疲れ。」


隼「お疲れー。あーその腕ほしい。」


龍友「ふっ。頑張りや。笑」


玲於「ねーAちゃん、元気っすか？」


龍友「あっ…」


隼「玲於！汗」


玲於「あっ…。」



トレーナーさん達は知らないんだった。


Aちゃんと龍友くんが兄妹だってこと。


やっちゃった。汗



龍友「トレーニング終わったら
肉食いに行こうや。」


玲於「えっ…うん。」



.



トレーニングを終えて龍友くんの好きな食堂へ。


隼は予定があるって帰った。



龍友「お前、気をつけろやー。」


玲於「すみませんでした。」


龍友「まぁええけど。あと元気やで。」


玲於「痩せたって本当？」


龍友「あー。聞いたんか？
まぁ…そうやな…痩せたというより
げっそりしたってのが正しいかな。」


玲於「ふーん。」


龍友「会ってもらえへんやろ？笑」


玲於「まぁ…。」


龍友「勝手に俺の家にある
プロテイン盗んでいったから、
そんな時間はかからんと思うけどなぁー。」


玲於「ふーん。」



本当に痩せたんだ…。


龍友くんが、


あいつは自分の決めたことは


やり通すやつだから当分会えないと


思っていた方が気が楽だよって。



つーか龍友くん…邪魔ばっかりしてたくせに、


こういう時だけ優しいとか…


どうしていいか分からないんだけど。苦笑

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