すぐそばに君はいた −12−

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撮影が終わって簡易更衣室で着替えて出ると、


GOLDの私の席に玲於くんが座ってた。




「あれ？どうしたんですか？」


玲於「ご褒美って何がいいの？」


「あぁ…きゅうり…」


玲於「いや、俺は別にいいけどさ、」


「を食べる玲於くんを見たい。笑」


玲於「お前、亜嵐くんに当てられてない方の頬に
ボール当てるぞ？笑」


「ふふっ。この先輩こわっ！笑」


玲於「俺の事先輩って思ってねぇだろ。笑」


「いやいや思ってますよ。年齢も見た目も上ですから。笑」




玲於くんと話してると周りのメンバーが笑ってた。



なんか懐かしいなぁ。


昔から玲於くんと冗談言い合ってると


周りのみんなも笑ってて。



先輩方に生意気な2人が揃うとうるせぇって言われたり。




JrEXILEも悪くないなぁ。



でも、やっぱりランペは17人がいい！




玲於「まぁいいや。はい。ご褒美。」


「えぇ…。笑」



封のあいてない干し梅を渡して、


何食いたいか考えとけよー


って席を立って行ってしまった玲於くん。




いや、梅好きなのは玲於くんであって私は別に嬉しくない。


これはご褒美にならないけど？まぁ食べるけど。





会場から移動車への道のり、


スタッフさんや違うグループの人達から


大丈夫だった？って聞かれすぎて、


隣を歩いていた陸さんに、


ほっぺに大丈夫ですって書いときなよって言われた。




ほんと、マスクに心配いりませんって書きたいくらい。

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