すぐそばに君はいた −12−

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GOLDとGENEさんとの試合になって


入場のために裏に移動した。



玲於くんに隼さんにボール当てたら


ご褒美ですからね？って言うと


わかってっからって笑われた。




絶対隼さんにボール当ててみせる！




入場してGENEさんとの試合の前に


意気込みをってマイクを渡された。




「えっと……
隼さんをぼっこぼこにしてやりましゅよ。あっ…。笑」


隼「大事な時に噛むようなやつには負けません。笑」


「へへっ。噛んじゃった。笑」



試合前からバチバチですねって実況の人に言われた。




やってやりましゅ？って樹にいじられて


うるさい！って言うと、笑われた。




くそぉー敵チームなら


顔面にばちこーんってボール当ててあげるのに！！




そして始まったGENEさんとの試合。




目の前に隼さんが居て


ボールを投げようとすると頭を突き出してきた。




だから無防備になった背中に


ポンっとボールを当ててあげた。




いや…って首を傾げながら外野に行く隼さん。




とりあえず玲於さんからのご褒美はゲットした。


あとは勝つのみ！！




なんて思ってると…







「うげふっ!!」


亜嵐「っ！！すみませんすみませんすみません！！笑」




亜嵐さんの投げたボールが私の顔面に直撃した。


慌ててスライディング土下座しに来た亜嵐さん。




試合が一時中断になり、


GOLDメンバーとGENEさん達が集まってきた。




陸「Aっ！大丈夫かぁ！！笑」


LIKIYA「Aーーーー！笑」


亜嵐「マジでゴメン。本当にゴメン！笑」


玲於「おい！亜嵐！何してんだよ！笑」


亜嵐「誠に申し訳ございません！！笑」


「ふふっ。」




大丈夫？って心配して私の頬をさすってくれる陸さん。




顔がジンジンする。



これぞ、ジンジン来ましたか！だね。


なんて余裕があるから大丈夫なのに。

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