すぐそばに君はいた −12−

581 陣side ページ31

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健太「どこにしまってあんの？」


「…。」


慎「ふははっ！やばっ！笑」


LIKIYA「場所聞いてどうすんだよ！笑」


健太「いや、ちょっと。笑」


翔平「ちょっとなんすか！笑」


健太「で？どこ？笑」


「教えません。」


健太「どの引き出し？笑」


「だから言いませんってば！！」


壱馬「今日帰ったら探すんすか？笑」


健太「もちろん！」


「健太さんっ！！」


健太「ふふっ。」


陣「アホや。笑」




絶対やめてくださいね！


って言いながら健太を睨むAと


笑って誤魔化そうとする健太。




こいつ、ほんまに探しかねないからなぁ。笑




瑠唯「ちなみにだけど、
健太のスマホ見た方がいいよ。」


「ん？なんかあったんですか？」




首を傾げたAに


ふふっと笑いながらロック画面を見せた健太。




そこには今撮ったばかりの下着姿のAが


既にロック画面になっていた。




「いや、無理無理無理。笑」


健太「ふふっ。そう？笑」


陸「データ持ってないの？笑」


「仮に持ってたとしたら？」


瑠唯「健太にあげたらいいじゃん。」


「絶対に嫌です。笑」


陸「じゃあいっちゃんにあげる？笑」


樹「送られてきたら即削除するんで。笑」


「送りませんー！！」


樹「ふふっ。」


「そんなことよりリハしましょうよー。」


彰吾「いや、お前着替えてねぇじゃん。」


「あぁ。急いで着替えてきまーす。」




そう言ってスタジオの隅のカーテンに消えたA。




健太「こんな格好さらけ出してるんだから
隠れる必要なくね？笑」


陣「いや、あかんから！」




そんな話をしてるとリハ着に着替えてきたAが、


恥ずかしいからみんなの前で


着替えるわけないじゃないですか！


って健太に言った。




いや、どの口が言ってんねん。


こんな格好で雑誌に載っとるくせに。笑





気持ちを切り替えて始まったリハ。



相変わらず真面目にリハをするA。



無理はしてほしくない。


でも、色んな事に挑戦して道を切り開くAを


メンバーとしてこれからも支えていきたい。



でも、もう露出の高い格好は勘弁してくれ。笑

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