残り10日 ページ17
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残り10日
全然眠れなかった…。
だって……衝撃的なことが…。
名前呼ばれたけど返事しなかったら…
キス…された…よね?
何で?何があったの?あれは夢?
ドキッとして全く動けなかった。
手を離されたってことは、
好きってことじゃなくて
ただそこに女がいたから、適当にって感じ?
モヤモヤしすぎて全く眠れなかった…。
朝、昨日の雨が嘘のような空。
隣ですやすや眠っている玲於。
ねー昨日のキスは何ですか?
頭の中で整理できなくて、
眠っている玲於を起こすことなく
静かにリビングに行った。
でも…何も手につかなくて、
ずっとぼーっとしてた。
玲於がわからない…。
って分かるわけないか。
玲於「おはよ。」
「っ!!!!」
玲於「えっ?苦笑」
「ごめん…いきなり声が聞こえたから。」
玲於「ごめん。」
「ううん…。」
玲於「つーか起こせよ。」
「え?」
玲於「いや…いい。」
「…。」
玲於の機嫌が悪い?
…わからない。
今…玲於を見れない。
「き、昨日の残りで、ごめんね。」
玲於「いや、全然。いただきます。」
「…ます…。」
玲於「…。」
「…。」
正面に座ってご飯を食べることが
こんなにも気まずいなんて…。
食器を洗ってくれた玲於にありがとうと言うと、
うん。っと言ってすぐに
自分の部屋に入ってしまった。
「…はぁー。」
玲於と一緒にいたい気持ちもあるけど、
ホッとしてる自分もいる。
玲於「悪ぃー。ちょっと家帰るわ。」
「えっ…。」
玲於「お母さんがいい加減一度くらい
顔出せって、戻ってこいってうるさくて。」
「…そっか。行ってらっしゃい。」
玲於「ん。ごめんね。」
「ううん。そりゃお母さんも
心配してるだろうから。」
玲於「いや…してねーと思うけど…
じゃ、行ってくるわ。」
「うん。」
玄関から出ていった玲於。
タイミングが良すぎる…。
それってたまたまだよね?
わざとじゃないよね?
私といるのが気まずいから
避けてる訳じゃないよね?
バタンと閉まった玄関のドアを
ぼーっと見つめながら…
玲於はもう帰ってこないのかもしれないと
不安になってしまった…。
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玄ちゃん - Megさん» いえいえ(*^_^*) 無理しない程度でお願いしますww (2017年9月27日 21時) (レス) id: 78079c1c22 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ☆みるく☆さん» お久しぶりです!笑 あと一週間切りましたー!終わりが近づいてきました!ワクワク!笑 (2017年9月26日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
☆みるく☆(プロフ) - あて1週間ないんですね...楽しみですが、終わっちゃうのが寂しいです!!これからも続き待ってます☆ (2017年9月26日 22時) (レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - GENE_LDH@lightさん» もうそろそろ終わるー!私のメモ帳の中ではとっくに終わってるんだけどね。笑 そうやって意見くれてありがとう!助かる!ラストまで見届けてー!本当にいつもありがと!! (2017年9月26日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - こもりんごさん» ずっと読んでくれてありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!前作品も読むとかなり長いですよね。苦笑 ぜひ完結するまで読んでくれたら嬉しいです! (2017年9月26日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2017年9月18日 22時