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剛典「君は間違えてるよ。」


亜嵐「えっ!何でここに…。」



隼「Aー!」



3人が現れたことに驚く亜嵐を


一切見ずにAの元に駆け寄った隼。



隼「大丈夫?怪我はない?」


「…。(コクリ)」


隼「よかった。今ほどくからね。」



椅子に縛られていた体や足の紐をほどいてくれた。


ほどき終わってAを抱きしめる隼。



隼「本当に無事でよかった。」


「…。(コクリ)」


.



涼太「亜嵐くん…
Aちゃんを苦しめて楽しかった?」


亜嵐「…。」


剛典「君のお父さんの会社は
買収せざるを得なかったんだよ?」


亜嵐「嘘だ!お前達が俺ら家族を狂わしたんだ!」


剛典「違う。間違えてる!!
君のお父さんの会社は倒産寸前だった。
多額の借金を負うことになって
俺のお父さんに頼みに来たんだよ…。
助けてくれって。
でも俺のお父さん聞く耳を持たなかった。
もう倒産、破綻していくしかないはずだった…。」


亜嵐「嘘だ!そんなの信じない!」


剛典「…Aが…いなかったら…
お前の家は路頭に迷ってたよ。
そんなAをお前はこんなことして…。」


亜嵐「えっ…。」



えっ?私が?


…なにかしたっけ?


…全然覚えていない。




剛典「Aが、
あの立地ならこれからいい事ありそう!
ってポロっと言ってから、お父さんは
君のお父さんの話をちゃんと聞くようになった。」


亜嵐「…。」


剛典「自分はいいから他の社員も会社と一緒に
引き取ってくれって頼まれて、
君のお父さんは辞職するつもりだった。
でもAが1人だけ仲間はずれは可哀想って
言ったから、お父さんが社員として
君のお父さんを雇ったんだよ。」




あっ、思い出した。


同い年の子がいるおじさんだったから、


助けてあげなきゃって思って…。



あれは…小5の時か。


あの同い年の子って亜嵐くんだったんだ…。

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Meg(プロフ) - GENE_LDH@lightさん» 亜嵐くんファンなんですね!本当にすみません。ファンの方に大丈夫と言ってもらえて、ホッとしましたー!ありがとうございます!移行してもお付き合いいただけたら嬉しいです! (2017年7月29日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆんみんさん» 大丈夫ですかね?大丈夫ならいいんですが。隼との進展、どうでしょかね?♪ぜひこれからもどうなるか見てください! (2017年7月29日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - つきさん» 主人公、好きになってくれますか?ありがとうございます!笑 亜嵐くんの正体やっと出せました!ずっと気にかけてくださってありがとうございました!これからもよろしくお願いします! (2017年7月29日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - リョタコさん» ありがとうございます!これからもドドンと更新頑張るので、移行しても読んでください! (2017年7月29日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
GENE_LDH@light - 私、亜嵐くんファンですけど全然大丈夫ですよー!!みんなに「お前は、狂ったほど亜嵐くん命だよな」って言われてる私が大丈夫だったので多分他の亜嵐くんファンさんも大丈夫ですよー笑いい人なのがにじみでてますもん!その辺は心配しなくて大丈夫だと思いますよー♪♪ (2017年7月29日 13時) (レス) id: e76dac57d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Meg | 作成日時:2017年7月18日 18時

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