19 ページ19
.
あともう少しで上がれる！
今日は生徒さんに何教えようかなぁー？
これからのことを考えながら
お客さんが帰ったテーブルの片付けをしてた。
ん？あの銀髪…
見たことあるような…でもまさかね。
カウンターに座っているお客さんの近くに行った。
「あれ？銀髪くん？」
隼「えっ！」
「やっぱり。ども！」
よかったぁー。正解。
まぁ確かにあの会社からそんなに遠くないか。
銀髪くんにコーヒー美味しいか聞いてると、
タカさんから上がっていいよって声がかかった。
銀髪くんは、相変わらず困り顔。笑
この人この表情しかないのかな？
「ふふっ。1人ですか？」
隼「えっ…はい。」
「ふーん…。」
ふーん。へへっ。
1人なら仕事終わりの一杯
つきあってもーらおっ！
隼「えっ？」
「ん？」
隼「いやいや、えっ？」
「1人なんですよね？」
隼「まぁ。」
「隣いいですか？」
隼「はい…ってもう座ってるし。」
「へへっ。さーせん。笑」
銀髪くん…やっぱり困り顔…笑
「ここ初めてですか？」
隼「いや、2回目…です。」
「へぇー。その時私いました？」
隼「いや…あそこに座ってたかな。」
「あぁ仕事終わりの一杯だ。」
隼「へぇ…。」
「コーヒー好きなんですね。」
隼「あーはい。」
「この前のコーヒーも
バッタさんのお店のでしたもんね！」
隼「えっ！！」
カタッ…
隼「あっ！」
「ちょ！危ない。」
隼「…すみません。汗」
銀髪くんがコーヒーをこぼした。
いや、それよりも…
「セーフっ！！凄くないですか？」
隼「えっ？」
「超ナイスキャッチだったと思いません？」
隼「えっ…はぁ…はい。」
「ふふっ。よかったね。まだ君は使い物になる！」
隼「…苦笑」
ここのコーヒーは目でも味わってほしいって理由で
3万円もするコーヒーカップを使ってる。
食器洗浄機に入れることなく、
一つ一つ人の手で洗うほど丁寧に扱ってる。
よかったぁー。割れなくて。可哀想だもん。
っていけない。
銀髪くんの靴にコーヒーかかっちゃってる…。
コーヒーカップよりお客さんを優先しなきゃ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1546人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナタサキ:)(プロフ) - Megさん» 読みまーす！私、少しずつだけど更新頑張ってみる!それでモチベ上がるかもしれないし(笑) (2017年12月20日 23時) (携帯から) (
レス) id: 63efb632b5 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ヒナタサキ:)さん» ぜひ、移行した内容、距離頑張って縮めてくから読んでねっ！！モチベ上がるの待ってるね！笑 私もモチベ上がらないこと多いから気持ちわかるけど、ひなちゃんの作品も楽しみにしてるファンがここにいるからね！！(^^) (2017年12月20日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - てるさん» 分かります！文字にするって難しいですよね！いつも苦労します！存じ上げてますよー！私いろんな作品を見るので。全く見苦しくないです！お互い頑張りましょう！今度てるさんの作品にもコメントしに行きますね！！ (2017年12月20日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナタサキ:)(プロフ) - Megさん» どんどん距離が縮んでいく二人を見るの凄い楽しい!!ほんとに呼ばない(笑)モチベ上がってきたら描いてみるね!!!! (2017年12月20日 0時) (携帯から) (レス) id: 63efb632b5 (このIDを非表示/違反報告)
てる(プロフ) - Megさん» 文字に感情が入れるのが難しいんです(汗)作品書いてるのご存知だったんですか!?見苦しい作品ですみません！ (2017年12月19日 20時) (レス) id: c1fe3426f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Meg
| 作成日時：2017年11月13日 19時
