血濡れの桜は元気なようでして

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NOside


突然の緊急警報。

内容は、

｢かぶき町に特別戒厳令がしかれたため、かぶき町内に居る住民は、指示が出るまで町から出るな｣

というもの。


要するに、封鎖。

かぶき町に閉じ込められたのだ。



｢政府の連中……これ以上被害を拡大させないために僕らを…………

　この町を隔離しようと言うのか｣


柳生九兵衛(♂)


｢いや、文字通り臭いもんにフタしただけかもな｣


阪田銀時(♀)


｢おのれェ、孔明の罠か！！｣


神楽(♂)

赤・兎馬丸(♀)


｢………………。

　つーか僕だけ明らかにおかしくね！？｣


メガネ ピンク




｢なんで皆は性別変わってんのに僕だけメガネのイメチェンで済んでんの。

　つーかアンタらホントに銀さん達なんですか！？｣

｢しつけーな。今は銀さんじゃなくてまんさ…………｣


ガン！！


九兵衛が銀時の頭を殴る。｢銀子さんと十兵衛でいい｣



｢そんなこと言ったって信じられないよ、これが…………神楽ちゃんなんて｣


神楽は…………神楽は、戦に出ていそうないかつい漢になっていた。

いつもの可愛い面影はない。


｢神楽ちゃんではない。神楽惇と呼べ、小僧｣

｢誰だよ神楽惇って。最早完全に別キャラだよ｣


｢じゃぁ、本当にあの光によって皆性別が逆転してしまったとでも…………｣


ザザッ


そんなわけない、とでも言いたげは新八を遮るように、町の大型テレビに映像が映った。

映ったのは……


｢！！……あっ………あれは｣


『____地球の皆さん。

　神の送り者は、しっかりと受け取ってもらえましたか』

｢あ……あいつは…………！！｣


九兵衛_______否、十兵衛が、驚きを隠せず声を上げた。

そう。映ったのは…………




あの、ことの発端である、占い師。

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