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夕ご飯の片付けをしてると
早速あげたパーカーを羽織って写真を撮っている
「うわぁ！いいねぇ〜、どう？」
くるくる回って嬉しそうな姿がかわいい
「明日、良かったらお守りがわりに着ていってくださいね」
「絶対着ていきます！もうこれだけでいく！笑」
「いやいや、寒すぎ(笑)」
「本当ありがとう」
「……うん」
最初は応援のためのプレゼントだった
明日は大事な、夢に向かうためのお仕事
分かってるはずなのに
自分だけのドラゴンさんじゃないことに嫉妬してる自分がいる
でも、ファンあってこその世界
ドラゴンさんがファンを大切にしてることも知ってる。
重々理解してる
そんな事考えてたら暗い顔をしていたみたいで
「…なんでも言っていいよ？」
「へ？……ううん、何もないよ
いや、何もないわけじゃないの」
「ウハッ、素直になったねぇ」
そう言って頭にキスをしてくれる
そんな優しさに申し訳なくなって下を向いてしまう
「…ちょっと、嫉妬しちゃたの
明日はみんなにかっこいい！って言われるでしょ？それはすごく嬉しい。
でも、私の隆一さんなのにって……」
…引かれちゃったかな
チラッと顔を覗くとなんともいえぬ顔をしてる
「…怒った？」
「まったく怒ってないよ？
ただ、そんな可愛いこと言われたら……」
ドラゴンさんはするりと服の中に手を入れてくる
「ね？だめかな？」
ギラギラした目で見られる
…ず、ずるい
でも
「今日はだめです。
ちゃんと休んで明日に備えてほしいの。
今は何よりライブ優先！」
「…さすがだね、分かりました」
「…私だって我慢してるもん
だから、ライブ終わったら……
いっぱい、…あいしてください」
落胆してるドラゴンさんへキスをする
恥ずかしいけれど、ちゃんと思いを伝えなきゃ
付き合って２人ですぐ決めた
『会えない時間が多いからこそ、会えた時に
小さいことで思いを隠さず伝えること』
さっきまで落ち込んでいたドラゴンさんは
うれしそうに笑って、その後ニヤニヤしなごらケータイを見せてきた。
「ありがとう、俺のために我慢してくれて。
明日、頑張ってきます」
「で、いっぱいね、愛してってことだったからさ
俺のわがままも聞いてくれるよね？」
画面にはナース服などのコスプレ専門店
「え？」
「ウハッ、今からめちゃくちゃ楽しみだなぁ」
前言撤回
伝えることはちゃんと吟味しないといけない
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ずんたろす(プロフ) - 姫奈さん» コメントありがとうございます💕分かります！優しくてでも子どもらしいDRAGONさん本当良いです……… (2023年2月16日 20時) (
レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - いつも見させてもらってます！DRAGONさん良いですよね〜…( ˘ω˘) (2023年2月15日 20時) (レス) @page31 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんたろす | 作成日時：2023年1月13日 18時
