【RAB】生涯かけて愛する沼を探し中！

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なにそれ、そんな反応ずるい
もっとうれしくなっちゃうじゃん




…でも、……だめだ




さっきのを見たから優しくしてくれるだけ
真に受けちゃだめ




ドラゴンさんがみんなに優しいなんて
分かってることじゃん……




でも…





恐る恐るドラゴンさんを見ると、
目が合って



「ハハッ…恥ずかしいね
でも、ちゃんと本当に思ったから
伝えてるからね」


「…なにそれ、お世辞じゃんって顔してたから
弁論しておく(笑)」





…ドラゴンさんって
もしかして、超能力持ってる感じ？


図星すぎて何も言えない私を見て、
ドラゴンさんは笑っていた




スタ「あんずさん、そっちはいけました？」
「え、あ、はい！いけました」
スタ「じゃ、本番入りましょうか」


そのスタッフの声を皮切りに
ぞろぞろと皆さんが戻ってくるのを
二人で見ながら、


「…ドラゴンさんってやっぱり
いじわるなんですね」
「なになに、
ちょっと膨れてる感じ？(笑)


でも、お気に入りの子だけかな
いじめたくなるのは」



そんな爆弾発言を残して
皆さんの所に戻っていった。





…だめだと思っても
認めたくない感情に足を
踏み入れてしまいそう


でも、認めたら
見えないゴールしかない
自由に恋愛も趣味も出来ない道を選んだのも自分


…推しは推しであるから輝く
ぼそっとつぶやいて、自分に言い聞かせた。

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