【文スト】真実と嘘は紙一重【デュラララ】

嘘つき : 30 ページ32

終わったわね…

もう…限界か…これ以上は滑稽だものね…

あーあバレちゃった。折原臨也っていう時点で警戒しておくべきだったわね】

【まあ、私の正体に気づいたのはまだ1人だから、体を返したふりをすれば…】

【え！？何で…何で戻ってるのよ！！】

さっき、焦っただろ？

精神的に追い詰められただろ？

だからその隙をついた。

それだけだよ。

『(あれだけ云えば、あとはAちゃんがどうにかするだろ。本当に…世話が焼けるなあ、Aちゃんは。)』

「臨也さん。ありがとうございます。おかげで取り戻しました」

『そうかい。全く、刀ごときに体を渡すからだよ』

「すみません」

【ふざっ…ふざけっ…】

あんたがさっきまでふざけてたんだろ？

『じゃ、今度こそちゃんとした報告を頼むよ』

「はい。では…____」

______________Ω

「長ぇよ！！つか、俺が云ってるのそれじゃねぇし！」

「あれ、違うんですか？」

「違ぇよ初耳だわ！俺が云いたいのは、手前が組織を裏切った時だよ！」

「あーはい。それの話をするためにそこから話してたんですが…」

「何でだよ！」

「あなたが私を殺すという事実にムカついたからです」

「おい…」

__________Ω

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