【文スト】真実と嘘は紙一重【デュラララ】

嘘つき : 20 ページ22

______________Ω

「今思えばすごい迷惑掛けましたね私」

「あれくらいならまだいいが、お前は迷惑なんてもんじゃねぇくらいの迷惑掛けやがったけどな」

「あ、もうその話いっちゃいます？」

「俺はさっさと手前を殺してぇんだよ」

「あれ？中原さんが処刑するんですか？私を」

「多分俺になるだろうな」

うわぁ…最悪

ちと長めに語ってやるか

_________Ω

雨降りですが

今日も仕事です

なんか最後の仕事みたいな雰囲気だな


まさか実際にそうなるとは、この私ですら想像していなかった

最後はやはり、既に私の相棒みたいになってる梶井さんと。

「うーん雨かぁ…」

爆弾だからなぁ此方は。
戦ったら明らかに不利だね。

さらに相手は異能ハッカー集団。

実はこの前情報が漏れた形跡があるとか云ってたから、多分ハッキングされたのだろう。

跡を残したのは挑発みたいな意味かな？

それよりも、首領が梶井さんを選んだのが疑問だ。

此方が不利になる選択を何故首領が…

「着いたよ。此処で合ってるよね？」

「ええ。多分此処で合っていると思います」

私が見つけた、情報を集めている第二拠点

場所は山奥の古い小屋
つか、最早廃墟

でも、何故か電波の環境が良すぎる

あと、最初にハッキングされたあとを辿ってみると此処についた

これは黒だね。

よし、入ろう

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