Part76* ページ26
あなたside
「しゅ、秀太くん…」
さっきからずっとキスをされてる。
末「もう我慢できない。しよっ？」
「うん…」
夜の寂しさもあって、とっても秀太くんが恋しい。
末「ねぇ…久しぶりに胸に挟んで…」
私は秀太くんを気持ち良くしてあげたくて、一生懸命頑張る。
秀太くんの声や表情で私も体が疼く。
末「Aちゃん…やばい…いってもいい？」
「だめ…」
末「だって気持ち良いんだもん。」
「でも、だめ！」
末「分かったよ！じゃあ、ゆっくりして？」
そんな秀太くんを苛めたくなる。
末「？！Aちゃん？聞いてる？速くしたらダメだって。」
「ふふっ、ちょっと意地悪したくなっちゃった…」
末「もう…無理…」
「秀太くんお願い…」
末「前より壁が厚くなったから大きい声出しても大丈夫だよ？」
「やだ、出さないよ…」
と言うと秀太くんは奥までついてきた。
「あっ…やんっ…」
末「ほら、出すじゃん。」
「もう…」
末「Aちゃんが感じてくれてるとすっげえ嬉しいんだ…だから聞かせて？」
「秀太くん…」
それからたっぷりと愛し合った。
末「はぁ…引っ越し早々しちゃったね。」
「ふふっ、うん。」
末「Aちゃん可愛いんだもん。」
「秀太くん…幸せだよ…ありがとう。」
それからしばらく2人でゴロゴロしていた。
末「さてと…そろそろ起きるかぁ…」
「お腹空いたよね。…あっキッチン用品出さなきゃ。」
末「俺何か買ってくるから、Aちゃんゆっくりしてな？あと足りない物とかも後で買いに行こう？」
「うん、ありがとう。」
着替えをして秀太くんは朝ご飯を買いに出掛けて行った。
私も準備しなくちゃ。
ダンボールだらけの部屋を見てなかなか気合いが入らない…
そんな時、ふとまーくんとの最後の会話を思い出す…
引っ越す前日に一度会いに行ってきた。
秀太くんが行って来いって言ってくれたから。
同情しても今更仕方がない。
私はここで秀太くんと幸せに暮らすんだ。
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作者名：mamechan | 作成日時：2019年12月22日 23時
