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Part40 ページ40

秀太side



俺の腕の中にすっぽり入ってスヤスヤ眠るAちゃん。


本当に可愛くて襲う気にもならない。


いや、ならないわけではないけどこうしてるだけで十分幸せだ。



Aちゃんの体温が気持ち良くて俺もすぐに眠くなってしまった。



翌朝、アラームで目が覚める。



Aちゃんはまだ眠っているようだ。



朝までずっと俺の腕の中に入っていた。



寝顔を見られたくないなんて…めちゃくちゃ可愛い顔で寝てるじゃねぇか。



いつまでもこうしていたいけど、起きなきゃダメだな。



そっとAちゃんの頭の下から腕を抜いて起き上がる。



「んんっ…」



起こしちゃったかな?!


ゆっくりと目を開いて目が合う。


ボーッと俺の事を見てる。



末「おはよう。大丈夫?」


目がパッチリ開くとAちゃんは布団で顔を隠した。


「お、起きてたの?」



末「うん。アラーム聞こえなかった?」



「ごめん気付かなかった。時間大丈夫?」



末「うん、大丈夫。それよりなんで顔見せてくれないんだよ。」



「やだよ…寝起きの顔なんて…」



末「今更隠してもさっき見ちゃったもんねー。」


「嘘でしょ…信じられない。」



末「可愛いかったよ。だから顔見せて。」


少し出てる頭が横に動く。



末「Aちゃん…おはようのキスしたいんだけど。」



「今は無理…」



末「そっか…残念だなぁ…
じゃあ、俺は仕事に行ってくるからね。」



布団から出ると腕を掴んでくる。



顔は隠れたままだけど。



末「何?遅刻しちゃうんだけど。」



ちょっと意地悪かなぁ。



カバっと布団から出てきたと思ったら勢いよく俺に抱きついて来た。



「おはよう…」



末「うん、おはよう。」



「秀太くん…して?」



末「ん?何を?」



笑わないように堪えるのが辛いな。



「おはようの…キス…」



末「キス?じゃあこっち向いて。」



ゆっくりとこっちを見ると目が潤んでいる。



チュッ



唇を離すと真っ赤になる顔。



末「可愛いな。」



「もう行かなきゃいけないんでしょ?早く行って。」


そう言って顔を背ける。


すっげー可愛いんだけど…



末「はいはい、じゃあ戻って用意してくるな。」



立ち上がると後ろから抱きついてくるし。



どんだけツンデレなんだろ…



末「じゃあ、一緒に俺の部屋行く?」

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mamechan(プロフ) - 涼さん» 嬉しいコメントありがとうございます!続き迷い中ですが(笑)頑張ります!応援していただけると嬉しいです。 (2019年12月9日 22時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして。とっても面白くて、一気に読みました。続きがすごく気になります!楽しみにしています。 (2019年12月9日 21時) (レス) id: 5508211f7e (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも楽しんでいただけるように頑張ります。 (2019年12月5日 15時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 初コメ失礼します。とっても面白かったです。秀ちゃんの美容師姿はとっても想像しやすくて楽しかったです。続き楽しみにしてます。 (2019年12月5日 14時) (レス) id: 592bcbbd4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mamechan | 作成日時:2019年12月1日 17時

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