坂道の短編集 (ページ9)

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Aside

今日はみんなで花火をする日。
できる河川敷も見つけたし、隣のクラスの人とも一緒に行く。

プルルッ

A:『もしもし？』

山下:『あ、起きてる～？』

A:『起きてるよ、もう行く？』

山下:『行くよー、家の前にいるから来てー！』

A:『了解』

ー河川敷ー

増本:「いい感じに暗くなって来ましたね。」

大沼:「いい沼ソング作れそう」

守屋:「ちょっと、花火するよ！」

向井:「水持って来たよ～」

小島:「ありがとう！純葉！」

村山:「増本さん、どこいくんですか？」

増本:「少し探検します。村山も行きますか？」

村山:「...行きます。」

A:「あら、行っちゃった。」

山下:「長くなりそう(笑)..はい、Aの花火！」

こうして、20分くらい花火を楽しんだあと...

守屋:「そろそろ時間だね。」

山下:「もうすぐ、増本さんのお母さん来てくれるらしいです。」

守屋:「それまで待とっか。」

同級生とはいえ、他クラスだと敬語は使ってしまう。

増本:「ただいまー」

村山:「楽しかった」

的野:「何してたの？笑」

村山:「近くの公園行ってた。」

山下:「あ、もう交差点着くって行こう！」

小島:「行こっかー！」

荷物をもって、橋を渡っていると

あきらかにおかしい動きをしてる車があった。

ブォー！

守屋:「あ、危ない！！」

ドンッ！

私と瞳月が最後尾にいたから、巻き込まれたんだ。

A:「...っ..天、先生」