第6話:理由 ページ7
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すると、茂造さんが私をガン見してる事に気がつく。
なんだろうと思っていると、
「お前はどこから来た」
と聞かれた。
どこから来たと言われても私には記憶が無いので分からんのだが。とか思っていると
「彼女は記憶が無いみたいなんです。どこから来たかも分からないみたいで…」
と霧子さんが答えてくれた。すると茂造さんが
「なんだと、記憶が無い…ううむ…」
と1人悩み始めた。
「…だったら、鬼のことも知らんのでは無いか?」
…鬼?……桃太郎?えっっっ待て、桃太郎って確か…
何故か桃太郎の話を思い出す。
『鬼退治に行かなきゃいけない系か!?!?』
と言うと、
「なんだ、知ってるんじゃないか。」
と言われた。
マジで?
まじで言ってんのこの人。
私をなんだと、思ってるんだ。
鬼退治?出来るかそんなもん。
おいばあさん。何で私を拾った。
じろりと霧子さんを見ると、なんと微笑んでいた。
「Aちゃん、貴方を連れて帰って来たのは、理由があります。それはこの世にいる、鬼を1匹でも多く倒すために私の継子となり、修行し鬼殺隊という所に入ってもらうためです。」
いきなり話し始めたかと思うと、鬼殺隊に入れと言われた。
あれか、桃太郎が集まる場所的なとこかな。
私一人じゃないのか、なら安心だ。
とか言うと思ったか馬鹿野郎。
鬼1匹ちゃうんかい。1匹でも多く倒すって、何匹おんねん!??!?!!?!?
それと
『修行ってなんですか』
ただただ疑問に思った事を聞いた。
確か桃太郎は生まれてすぐ鬼退治へと向かったような。
「あら修行しなくても行けると思ったの?死んじゃうわ」
「阿呆か?」
霧子さんに茂造さんが続いて言う。
そこまで言うか?
まるで私が弱っちいような言い方して
確かにね、弱っちいよ。私でも分かってるつもりだけど
「とにかく今日はお風呂入って早く寝て、明日から修行しましょうね。あ、その変わった服脱いで後で持ってきてね。寝間着はこれよ」
と言って風通しの良さそうな着物を渡された。
変わった服?あぁ、この着てる服か…。(セーラー服)
私はそのままお風呂へと向かった。
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そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます!そしてコメントも有難うございます!初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです!!モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います!!(*^▽^*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃな | 作成日時:2020年2月25日 3時