第43話:思春期の男の子。 ページ46
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『男の子…。』
鼓を持った、男の子が居た。
男の子はビクビクして、鼓を打とうとした。
私はすぐさま男の子と同じ部屋に入り、
『君が部屋を移動させた鬼？』
と聞く。
「…ひっ！ち、違います！！貴方こそだ、誰なんですか！！！」
物凄く怖がっている。この感じは鬼ではないな。
『ご、ごめんごめん、怖がらせて。私は人、桃太郎だよ。鬼退治に来たの。君は？その鼓どうしたの。』
「も、桃太郎…さん。人…。よ、良かった。これは、鬼が落として…」
あ、待って桃太郎って名前じゃないんだけど…まあいいか。
『ふぅん…鬼が落としたんだ。微かに聞こえていた鼓の音を発していたのは君だったのね…。あ、名前聞いてもいい？』
「俺は、清と言います…。桃太郎さんは本当に人間ですよね…？」
『人間だよ！！！！』
鬼に見えるってか！？失礼な！！ぴっちぴちの15歳女子だぞ！！？
「な、ならいいんです。すみません…。」
『まあいいけど…。清くんだっけ？隣失礼してもいい？』
そう言って清くんに近づく。
「い…いですけど…って、ちっ近いです！！！物凄く！」
えーー…と思いつつ、清くんを無視して隣へ座る。
隣の清くんを見ると顔を真っ赤にさせていた。
そんなに近くない。40センチ程離れている。
「……ふむ。」
ふと気がついた、思春期の男の子なんだと。
恥ずかしがっているんだなぁ。
かっわいいやつめ！
ツンツンと清くんの頬っぺたをつつく。
結構柔らかいな。
「ち、ちょっと、やめてくださいよ！」
うんうん、照れくさいんだよな〜。
あ、そろそろやめた方がいいかな、嫌われたくないしね。
そう思い、手を離そうとすると、
「も…もう少し離れて下さい！！鬼が来た時鼓が打てません…！」
と言われ気づく。
本当だ。いつの間にかお互いの肩が当たる位まで近い位置に来ていた。
『ああ、ごめん』
とりあえず離れて清くんに謝るが、清くんは顔を更に真っ赤にさせていた。
そんなに暑かったのか…。ごめんね。
心の中で謝っておいた。(意味なし)
❁❀✿✾❁❀✿✾❁❀✿✾
放置しすぎてしまい本当にすみません。
前回も放置して謝罪したというのに、またもや放置して謝罪とかもう本当にすみません(不毛)
三日坊主にもなれない。
失礼しました。
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そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (
レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます！そしてコメントも有難うございます！初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです！！モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います！！(*＾▽＾*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃな | 作成日時：2020年2月25日 3時
