第44話:しっかり者。 ページ47
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どれくらい時間が過ぎたのだろうか。
清くんと2人、部屋の真ん中にぽつんと座り、鬼が来たと分かればすぐ鼓を打ち逃げる。
それを何度も繰り返していた。
私…鬼退治に来たんだよな…?
このまま逃げてていいのだろうか。
答えは分かっているはずなのに、体は安全なこの場所を動こうとしない。
あーあ…暇だな。
とか言ったら清くんは怒るんだろうな。
さっきから何度か暇だ、遊ぼう。と清くんに提案するが、「危機感が足りません!!!」と怒られる。
しっかり者だ。
なんだか竈門くん思い出すなぁ。
竈門くんにもこんな風に怒られたな。
最終選別最終日、まさか怒られると思わなくてビックリした。
そして、少ししか行動してなかった私の事を心配してくれていた事にも。
何だか彼に、会いたくなった。
すると突然、向かい側の襖が勢い良く開いた。
「……ッッ!!!!」
『清くん…!』
私は清くんを庇うように前に立ち、刀の鞘に手をかけた。
鬼…!?
「今、鼓を…!」
けれど、向かい側の廊下に立っていたのは、
「…A?」
『え………。』
さっきまで会いたいと思っていた、その人だった。
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そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます!そしてコメントも有難うございます!初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです!!モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います!!(*^▽^*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃな | 作成日時:2020年2月25日 3時