第37話:鋼鐵塚さん。 ページ40
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最終選別が終わってから2週間が経った。
私はこの2週間、毎日茂造さんと霧子さんに呼吸を教えて貰っていのだが、やはり1度も使えなかった。
『はぁ…やっぱり才能ないんだな…。』
心が折れそうになる。
すると茂造さんから名前を呼ばれ、振り返るとそこには。
『………ひょっとこ?』
何だ、アレ。
茂造さんの隣に居るひょっとこに目を向ける。
「俺は鋼鐵塚という者だ。Aの刀を打ち、持参した。」
聞いてない。
え、あ、刀?このひょっとこが?まさか。
個性強すぎじゃないか。
あ…とりあえず挨拶はしなくちゃだよね。
『えっと…有難うございます。あ、私がAです。』
「あら、結構早かったのね。どうぞ、家の中へ。お茶をお出しします。」
霧子さんが笑顔でそう言うが、鋼鐵塚さんは
「これが日輪刀だ。俺が、打った刀だ。原料となるのは太陽に…」
と聞く耳を持たず話し続ける。
霧子さん、笑顔引きつっちゃってるよ。
「相変わらずですね。人の話を聞かないのは。何でもいいのでとりあえず家の中へ入って頂けますか?」
な、何でもいいって…言ってもいいの!?
鋼鐵塚さん結構凄い人っぽいけど…。
あ…そういえば。霧子さんと茂造さんって…普通の人じゃなかった。呼吸使えるし…強いし。何者なんだろう。
…今更だけど。
そう霧子さんが言うと、大人しく家の中へと入っていく鋼鐵塚さん。
霧子さんやはり強い。
私も続いて家に入ると、霧子さんに正座をさせられた。
霧子さんは厳しいなぁ。
すると、鋼鐵塚さんから刀を渡される。
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そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます!そしてコメントも有難うございます!初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです!!モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います!!(*^▽^*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃな | 作成日時:2020年2月25日 3時