第36話:鰻重 ページ39
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「ご飯、すぐ作るから待っててね。Aちゃん」
あーーーー。霧子さん本当に好きです。
感動する。
「…A、どうだった。」
え、単刀直入すぎない?
1週間経っても茂造さんは茂造さんだった。
空気読めn
『こほん。なんと、私…鬼を倒せちゃったんです。』
凄いでしょう?という感じに胸をはる。
『茂造さんと霧子さんに教えて貰った事、ちゃんと活かせました!!!』
そう言った直後、茂造さんを見ると何故か
泣いて…いた?
『え、あ、あの。茂造さん?どどどうしたんですか?』
まさか、あの無愛想で無表情で空気の読めないじいさんが…泣いてるなんて。
「……そうか。」
そう言い残し家から出ていく茂造さん。
本当に何なの…?
「出来ましたよ。あら…、あの人何処へ行ったのかしら」
霧子さんはそう言い、おぼんの上の鰻重を私の前にある机に置いてくれる。
「無事に戻って来てくれただけでも嬉しかったのに、貴方にああ言って貰えて、溜めていたものが全て出てしまったのね。きっと…。まあ、放っといてもすぐ帰ってくるでしょう。」
私何か言った…?
まあいいか、霧子さんがそう言うならそのうち帰ってくるでしょ。
……てか。
鰻重!??!!!?
やば!!めっちゃ美味しそう!!!
『いただきまーーーす!!』
「はい、どうぞ」
私は一気に鰻重を口の中へかきこむ。
『ぐぇっっっ』
「ふふふ、ゆっくり食べなさい」
そして案の定喉につめ、霧子さんが水をくれる。
あぁ、私は幸せだ。
ずっとこのままだったら良いのに…。
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そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます!そしてコメントも有難うございます!初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです!!モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います!!(*^▽^*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃな | 作成日時:2020年2月25日 3時