あれ？私ってどこから来たっけ。【鬼滅の刃】

第20話:鬼と遭遇 ページ23

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それにしても…。
この人、呼吸使えないんだー…、意外。


見た感じめっちゃ強そうなのに。

『不死川くんは何で鬼殺隊に入りたいの？』


まあどうせ鬼を殺したいからだ。とか言うんだろうけど。


「テメェに関係ねェだろ。いちいち聞いてくんなァ」


……。

プチッと私の中で何かが切れた。

駄目だ。この人とは仲良くできそうにない。
根本的に合わない！！！！そう思い、


私はスっと立って


『別に私もあなたの事なんて興味ありませんので。それでは私は失礼させてもらいますね。』


と言い残してその場を去った。


彼は「え…」と言っていたが知らん。
“不死川くん”などと軽々しく呼んだ私が馬鹿だった。


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時間が経ち、夜になった。
最悪だ。

……え？何がかって？

いや目の前に鬼が居るんだよね。


「うへぇ、美味そうな女だ。じゅるり」


鳥肌立った今。
気持ち悪…ッ。何この鬼めっちゃキモい。


……どうしよう。今私物凄く空腹感に襲われていて絶対にうまく戦えない。

まあ普通の状態でも無理だけど。


けれど尚更この状態で逃げるってなってもすぐ追いつかれて殺されるだろう。


やるしかない。


私は刀を抜き、鬼へと向ける。


やってやる。
私なら出来る！！！！


「ふへへへへへ」


あ、やっぱ無理。

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