よんじゅうなな ページ47
善逸は、強くなっていた。泣き虫な所は、私に似たのかもしれない。
眠る善逸の頭を撫でて、お爺ちゃんの家を出た
今日は、蝶屋敷で、検査がある。私は何故か、お館様の命令で、定期検診を受けなければならない。
私は元気なんだけどな…
行かないと、しのぶちゃんが怖いからなー
しのぶちゃんの怒った顔を想像していたら、あっという間に蝶屋敷に着いていた。
『しのぶちゃん、久しぶり』
「Aさん、お久しぶりですね、元気でしたか？」
『うん、この通り』
「ふふ、そうですか、では中へ入って、着替えてください」
『りょーかい』
着替えると、すぐに検査が始まった
体の隅々までしのぶちゃんに検査された。
しのぶちゃんの顔は、怒っているような、悲しんでいるような、よく分からない表情をしていた。
「……」
『あのー、しのぶちゃん？』
しのぶちゃんは、ゆっくり息を吐いた
「……Aさん、今回からは、薬の量が増えます…。毎日、大量の薬を飲まなければ駄目です。絶対に、飲み忘れたり、しないでくださいね？
飲みすぎも駄目ですよ？
指定した分だけ飲んでください。
あと、Aさん自身の手で投薬してください。」
注射針と、液体の入った小瓶を渡される
『……私の体って…普通だよね？』
「ええ、健康ですよ。
しかし、念には念を……というものです」
そう言いながら、しのぶちゃんは粉薬の入った袋を私に渡した
「薬が無くなるのは、一週間後なので、必ず来てくださいね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kuromame(プロフ) - シホニャンさん» コメントありがとうございます。私も実弥たん推しです。更新頑張ります。 (2020年4月21日 22時) (
レス) id: dfc834b505 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 獪岳と実弥推しです。小説面白い。更新楽しみしています (2020年4月21日 10時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kuromame | 作成日時：2020年4月7日 0時
