よんじゅうご ページ45
«Aへ
Aを置いて死ぬことをどうか許して下さい。
ごめんね、お父さんの生まれつきの病気、良くならないんだ。このまま進めば臓器が弱って、死んでしまう。
お医者様に見てもらったけど、施す手段は無いと言われた。
母さんを失ったばかりで、俺もAも、凄く辛い状況だった。
なのに、病は、待ってくれなかった。
A、本当にごめん。ずっと、そばに居たかった。君は、俺と母さんの、宝物だ。
これからAが成長していくのを見ることが出来ないと思うと、涙が出た。こんな病、無くなってしまえばいい。
でも、俺がこのまま生きようとすると、情けない姿をAに見せてしまうんだ。
Aには、そんな姿、見せたくなかった。
本当にごめんなさい
だけど、ずっと見守ってる。Aが幸せになれるように、ずっと。
Aは、ひとりじゃない
母さんが鬼殺隊でお世話になっていた老人がいる。その人の元へ行くんだ。その人なら、きっと、Aの力になってくれる。
桑島慈悟郎という老人だ。
強くなるんだ、A
大好きだよ、A»
123人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kuromame(プロフ) - シホニャンさん» コメントありがとうございます。私も実弥たん推しです。更新頑張ります。 (2020年4月21日 22時) (レス) id: dfc834b505 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 獪岳と実弥推しです。小説面白い。更新楽しみしています (2020年4月21日 10時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Kuromame | 作成日時:2020年4月7日 0時