さんじゅうきゅう ページ39
『首……苦しいんだけど』
俺は、無意識に姉さんの首を締めていた
「あ…」
『……ねえ、離してよ』
「ごめん……」
『……』
「……」
俺は、姉さんを殺そうとした
さっきまで姉さんの首を絞めていた両手は震えている
『はぁ……おいで、獪岳』
姉さんは、俺を一緒の布団の中に引き入れた
「何してんだよ…俺は姉さんを、殺そうとして」
姉さんは、ぎゅっと俺を抱きしめた
『……悔しかったんでしょ。』
「…」
姉さんの腕の中は安心した
『厳しいこと言いすぎたけど、絶対獪岳の為にもなるから』
「……っ」
『ほら、安心して。私は今獪岳と
生きてるから』
姉さんは、温かい
俺は姉さんに頭を撫でられたまま、眠りについた
.
.
.
私は、腕の中で眠る獪岳を撫で続けた
小さな寝息を立てる獪岳
『お父さん、お母さん__…
姉として、獪岳の事、死ぬまで支えるからね
やっと見つけた、私の宝物』
可愛い可愛い私"達"の獪岳
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Kuromame(プロフ) - シホニャンさん» コメントありがとうございます。私も実弥たん推しです。更新頑張ります。 (2020年4月21日 22時) (レス) id: dfc834b505 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 獪岳と実弥推しです。小説面白い。更新楽しみしています (2020年4月21日 10時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kuromame | 作成日時:2020年4月7日 0時