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にじゅう ページ20

『遊ぼうよー!!ほらー!もう出てきて?

こんなにも遊びに来てくれる子ってなかなかいないと思うんだ!』


あの日以来、毎日同じ時間に剣士がやってくるようになった。

「遊ばない!!帰れ!!」

『じゃあ、無一郎くん!二人で遊ぼう!』

「え?僕?」

「駄目に決まってるだろう!!」

『ちぇー』

「俺たちは、忙しいんだ!帰れよ!!」

『……はぁ…。


私たち、友達でしょ?』


「なった覚えはない!!」

『ひどい!!なんでそんな事言うの!!』


女がそう叫ぶと、突然静かになった。

「帰ったんじゃないかな?僕、見てくるよ!」

「馬鹿!!」

『そいやぁぁあああああああ!!!!』

女が戸を蹴って壊した。無一郎は尻を付けて、唖然としていた。



『ふぅ……、きゃ!!可愛い!!』

無一郎に近付き抱きしめた。

「無一郎から離れろ!!」

俺は女の腕を引っ張る。が、ビクともしない

『可愛いねぇ、無一郎くん』

「ありがとう…」

『あの子の名前教えてくれるかな?』

「有一郎だよ!」

「他人に名前を教えるな!!」

『有一郎ちゃん』

「うるさい!黙れ!」


『私は、楽木A』

「Aさん、よろしくね」

『デヘヘ、無一郎くんよろしくね』

「お前!無一郎に触るな!!」


無一郎の腕をつかみ、引き寄せる

「馴れ馴れしいんだよ…。俺たちは、剣士にならないし、鬼を殺さない!!」

『……』

「……」

『じゃあ、剣士には、ならなくてもいいよ』

「は?」

『私の屋敷ではたらかない?私の屋敷だったら、戦う必要も無いし、怪我もしない。』

「いいの?」

「……考える」

『じゃあ、また明日来るから、考えておいてね』

「……」

『あ!戸は私が壊したんだ!直してから帰るね』



そう言い、家にある材料で戸を直していた

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Kuromame(プロフ) - シホニャンさん» コメントありがとうございます。私も実弥たん推しです。更新頑張ります。 (2020年4月21日 22時) (レス) id: dfc834b505 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 獪岳と実弥推しです。小説面白い。更新楽しみしています (2020年4月21日 10時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kuromame | 作成日時:2020年4月7日 0時

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