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じゅうろく ページ16

『おはよう!』

Aが俺の屋敷に来た

「……てめぇ、体調は」
『大丈夫!完璧!!

これ、お礼のおはぎね。美味しいって有名なんだよ』

箱を受け取る

「あぁ……煉獄んとこには、行ったのか?」

『杏寿郎の所にはまだ行ってないよ。今任務で離れてるらしくて。』

Aは、ここまで来るのに走ったのか、手ぬぐいで汗を拭いていた。俺はAと反対の方向へ体を向ける。


「……」

『…食べないの?』

「……」

『ねぇ、聞いてる?』

「お前……なんであの時、頸斬らなかったんだ」

『…だから、足を捻って』

「嘘つくなァ。足捻っても、てめぇだったら、体制直して斬っただろォ?」

『…なんでそんなに疑うの』

「死ぬなら、俺の見ていない所で死んでくれ」



『そうだね。実弥の視界に入ってない所で死んでいくよ


じゃあね』


静かになったと思い、後ろを振り向くと、音もなくAは消えていた

Aは、元々筋肉があるため、普通の女よりはがっしりとした体付きだった、が、Aは以前より細くなっている。


女には、女特有の月モノで体調が左右されると聞く。それだったら、気にする事はないだろう。


アイツには、アイツの事情があるんだ



俺には関係ない

じゅうなな→←じゅうご



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Kuromame(プロフ) - シホニャンさん» コメントありがとうございます。私も実弥たん推しです。更新頑張ります。 (2020年4月21日 22時) (レス) id: dfc834b505 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 獪岳と実弥推しです。小説面白い。更新楽しみしています (2020年4月21日 10時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kuromame | 作成日時:2020年4月7日 0時

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