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白「海賊房太郎の話しぶり…
アイヌが最初に金塊を隠した場所をすでに突き止めたのかもな」
『だが、それだけでは見つからないと海賊は言っていたぞ』
※最初海賊ニシパと呼んでいたが海賊に夫婦になるんだからそんな堅苦しい呼び方はダメと言われたのでサムルは普通に呼んでます！
白「刺青人皮は役に立たないってウワサ…
どう思う？」
杉「俺は噂に右往左往せず刺青人皮集めは継続すべきだと思うぜ！！」
白「まあまあ…
ひとまず手を組むフリをして情報を引き出そうぜ」
すると海賊が戻ってきた
海「さあ終点の江別港につくぜ
やっぱり分け前に納得いかないかね？
お前ら砂金の量はどのくらいって聞いてる？」
杉「20貫だろ？」
海「アイヌの爺さんの話では砂金がこれくらいの鹿革の袋にパンパンに詰まっていてな…
ひと袋で16貫あったらしい
その袋が千2百以上…
山のように積んであったってよ」
白石がポケーっと幸せそうな顔をした
海「どうよ？浪漫があるよなぁ！
一緒に夢を追えなくて残念だよ」
『どうゆう……』
サムルが海賊の言葉の意味を聞こうとした時
ガッ
ア「背嚢の中を見られたぞ！」
すぐさま戦闘態勢に入る三人
が
バキバキバキッ
木にぶつかった四人は川へと落ちた
ドボボッ
ゴウンっゴウンっ
『！！』
サムルは外輪の側にいた海賊の仲間を引っ張ったが
運悪く頭を打ってしまった
ザバッ
『ブハッ！』
サムルは岸に男を上げ、呼吸があるか確認する
『…呼吸はある、だけど意識はない』
カバンから包帯を取り出し、手際よく男の頭に巻き付けていく
『よし、これでいいだろう
あとは誰かに任せるかッ』
サムルは川に飛び込み、船に乗り込んだ
ア「サムル！無事か！」
『あぁ、杉元たちは？』
ア「それがまだっ」
白「アシリパちゃん！泳げる？！」
ア「あ…足が届けば！」
白「そこにいてっ！！」
そう言って白石が川に飛び込んだ
『白石！』
しばらくして気絶した白石が浮き上がってきた
『なんのために飛び込んだんだ！？』
ドボンっ
白石を引き上げる
『アシリパ！白石を頼むぞ！』
そして、サムルはまた川の中へと潜っていった
ア「サ、サムル！！」
杉元たちがいるであろう川の底へと潜っていくと
息苦しそうにもがき苦しんでいる杉元の姿が見えた
『！』
サムルは杉元の襟を掴み、
杉「！？」
口付けをし、酸素を送り込むように息をはいた
口を離したタイミングで何かが泳いできた
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睡眠煎餅(プロフ) - 承太郎の帽子さん» ありがとうございます！長くなると思いますが、頑張ります！ (2022年12月6日 10時) (
レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - 全パートを読みましたが面白く、泣けるオリジナリティある作品で大好きです！投稿をお待ちしてます！ (2022年12月4日 1時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - カルビさん» 読んでいただきありがとうございます！しばらく投稿まで時間がかかると思うのですが頑張ります！そちらもお体には気をつけてくださいね😄 (2022年11月6日 18時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
カルビ(プロフ) - 良い作品をありがとうございます🙏とても面白いです😭😭続き楽しみにしております.....🙏お身体に気をつけてください！ (2022年10月14日 17時) (レス) @page29 id: 8286316e66 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - 腐腐腐さん» 読んでいただきありがとうございます！全員なるべく生かすとか言いましたが、彼らの死は物語で重要になってくるのといい話が浮かびませんでした……。一応バッドエンドとハッピーエンドを用意しておくつもりでした！ (2022年9月28日 0時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠煎餅 | 作成日時：2021年5月16日 0時
