28 ページ33
鶴「終わったかね？」
『あぁ、待たせてすまなかった』
暗い顔をした杉元の頭を一撫でし鶴見の前に立つ
鶴「よしよし
二階堂、彼女をエスコートするんだ」
二階堂「「はい」」
二階堂兄弟はサムルの両側に立つ
『お前達、すごい血が出てるじゃないか』
そう言い二階堂兄弟の顔を拭く
浩「普通、敵を心配しないぞ
なぁ洋平」
洋「だな、浩平」
『何いってんだ？
敵だろうが何だろうが怪我してる奴はほっとけん』
二人は驚いた顔をする、そして小さく笑いあった
洋「この女俺達の物にしようぜ、浩平」
浩「あぁ、俺も同じ事考えてた」
鶴「(おや、二階堂もサムルの事が気に入ったか……
まぁ私が奪うがな)」ニヤッ
杉「(ヤバい…！サムルさんが獣達に狙われてる！)」←あんたもやろ！
杉「俺は大怪我させられた娼婦の上客に頼まれただけだ
妙な入れ墨の男を探してそいつに仕返しをしてくれって
その娼婦を呼んでくれって言ったのに銃を持った連中が囲んできたら訳も分からず逃げ出したくもなるだろう？」
杉元は鶴見の前に座らせられ二階堂兄弟に銃を突きつけられていた
サムルは杉元と鶴見の間に座っていた
鶴「…」
杉「(だめか…なんとかこの場を切り抜けないと)」
『(眠っ…)』←危機感なしっ
鶴「甘いものは好きか？」
杉「え？」
鶴見は串団子を取り出し机におく
鶴「小樽の花園公園名物の串団子だ」
杉「…バクっ、モグモグ」
『もちゃもちゃ』
杉「うまい、甘いものは久しぶりなんで唾液腺が弾けそうだ」
『もちゃもちゃ』
杉「もー、サムルさん頬っぺたについてるよっ」ﾌｷﾌｷ
『すまん』
鶴「ふじみ、ふじみ」
鶴見は唐突にふじみと呟き串団子で文字を書く
『(もったいない…)』
鶴「川岸で瀕ﾀﾋの部下が見つかり指で文字を書いた」
杉「ごちそうさま出口は向こうかな？」
席をたつ杉元
鶴「尾形上等兵をやったのはお前だな？
不ﾀﾋ身の杉元」
ニ「座れ」
杉「お前らそっくりだな？
銃で俺を殴ったのはどっちだ？
印をつけとけよおでことかに」
『おまえ銃で殴られたのか？どっちに？』
杉「どっちかわからん」
サムルは立ちあがり二階堂兄弟の前に立った
ぎゅーーーっ
杉「サ、サムルさん？何してるの？」
鶴「？」
ニ「「？？」」
サムルは二階堂兄弟のほっぺをつねっている
『銃で殴るのは良くない、痛いんだぞ
次からは手で殴れ』
杉「んー、なんか言ってることが…」
鶴「ずるいぞ？二階堂」
ニ「(よっしゃ)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
睡眠煎餅(プロフ) - 推し尊いさん» 喜んでもらえて嬉しいです！可愛い一面もありますよ！ (2022年2月26日 21時) (
レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い(プロフ) - 殆どの夢小説の作品、初めの辺りで造反組生かしてくれないのですが、逃がしてくれて本当に嬉しい.....嬉しすぎてコメント残しちゃった....サムルさんイケメンですね。 (2022年2月26日 1時) (レス) @page21 id: 83b850b061 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 睡眠煎餅さん» そうですよね、、、すみません厚かましくて。どのような作品でも応援しつづけますので！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 5b309f7450 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！！ (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - リンさん» 変わりません！すみません…、名前は変えようかなと思ったんですがちょっと大変かなと思いまして (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：睡眠煎餅 | 作成日時：2020年9月6日 23時
