楽器隊なのに声優やるの？

Act.6 ページ8

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「二人で飲みいくかって話してたけど…、前野がいいなら。」

「俺もいいよ。Aちゃんと一緒に飲みたいし。」

「ありがとうございます！車で来ちゃってるんで…居酒屋まで送ってくんで待っててもらってもいいですか？」

「いや、むしろAん家でよくね？」

「いやいやいや！！女の子の部屋に男二人はダメじゃね！？」



前野さんごもっともで。すげー焦ってダメ！絶対！ってしてる前野さん可愛いなーってあたしは見てた。



「前野さんには申し訳ないんですけど…こいつよくうちに来て宅飲みも二人でとかやるんですよね…。」

「は！？たつと！？Aちゃん大丈夫！？何にもされてない！？」

「そこは大丈夫ですよ！なんかされたらこいつのナニが無くなるだけなんで！」



いい笑顔で達央を指差して言ったら、二人とも顔を引きつらせてお互いに見つめ合っている。え、何。



「そんなん言われて手を出すほど、俺は馬鹿じゃない。」

「ですよねー…。あのたつだから手ぇ出すのかと思ったけど。」

「ないないない(笑)」



達央が襲うとか、ないわー(笑)という気持ちで手を顔の前で振った。
前野さんは達央の肩に手を置くと、ドンマイって慰めを入れている。男として見てない事への慰めなのかな？



「は？うるせえよ。」



結構ガチ目の達央のイラつき声に前野さんはさらに吹き出した。仲良いなー。さすが同期。



「前野さんが気になるなら、うちのギターの家に行きましたって体にします？同じマンションに住んでるんで。」

「え！？NO NAMEってめっちゃ仲良いね！？」

「仲はいいですねー、付き合い長いですし。立ち話もなんですし、車駐車場に止めてるんで行きましょーか。」





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